今日は、参議院復興特別委員会で、大臣所信に対する質疑でした。復興庁統括官3人がそろって、参考人で答弁しました。私も、その一人です。職員に、「僕が、答弁に立つのか」と聞いたら、「はい、岡本統括官の出番を作りました」とのこと。余計な配慮です(笑い)。
しかし、質問は「ワーク・フォー・東北」についてであり、ありがたかったです。答弁資料には書いてなかったのですが、次のようなことをしゃべりました。
・・ワーク・フォー・東北は、復興庁若手職員と現地で活躍しているNPOの職員が考えてくれました・・最初は復興庁が取り組みましたが、現在は日本財団が担っていて、復興庁との協同事業になっています。この試みは、地方創生、地域振興の先駆けであると、自負しています。これからも推進します・・
投稿者アーカイブ:岡本全勝
復興特別委員会質疑
今日3月26日は、衆議院復興特別委員会で、大臣所信に対する質疑が行われました。国会が始まると、委員会でまず行われるのが、大臣所信に対する質疑です(補正予算と関連法案がある場合は、それが先に来ます)。
事前の質問通告にない質問もいくつか出て、内心あわてましたが、大臣、副大臣、政務官が臨機応変に答弁してくださいました。質疑の後、内閣から提出している「福島特措法改正案」の提案理由を、大臣が読み上げました。次回の委員会で、法案について質疑をしてもらう予定です。日程は、まだ決まっていません。他方、参議院復興特別委員会は、明日、大臣所信に対する質疑が行われます。
昨日今日と、放課後は、職場から送ってもらった翌日の答弁案を確認しています。異業種交流会の場では、携帯電話にメールが来ます。着信メロディが何度も鳴るので、落ち着いて会話して(飲んで)いられません(笑い)。早々に切り上げて帰宅し、自宅のパソコンで見ています。
すごい職人
朝日新聞夕刊の「凄腕つとめにん」は、毎回びっくりするような職人さんが出てきます。3月23日は、「飼育するゴキブリ、100万匹」のアース製薬・研究部生物飼育課係長、有吉立さんでした。世の中には、いろんな仕事があるものです。ゴキブリに罪はないのですが、毎月、殺虫剤の試験のため、1万匹が殺されるそうです。ゴキブリが好きという方以外は、食事中は、読まない方が良いですね。ゴキブリそのものの写真は載っていませんが。
中世と近代との違い、ものの認識、2
司馬遼太郎著『明治国家のこと』(2015年、ちくま文庫)、「ポーツマスにて」の続きです。p99。日露戦争後のポーツマス条約について。
・・ロシアからもっとふんだくれるかと思っていた群衆が、意外ととりぶんのすくない講和条約に激昂して暴動化した。
「群衆」
これも近代の産物である。江戸期の一揆は、飢えとか重税とか、形而下的なものでおこった。
ところが、明治38年に、ポーツマス条約に反対した「群衆」は、国家的利己主義という多分に「観念的」なもので大興奮を発した。日本はじまって以来の異質さといっていい。中世では個々の人間が激情に支配されたが、近代にあっては個々のなかではむしろそういう感情が閉塞し、どういうわけか集団になった時に爆発する。中世の激情が集団の中でよみがえるといっていい・・・
私事、次官内定
今日3月24日の閣議で、30日付けで復興庁事務次官になることを、了解いただきました。
東日本大震災の発災直後に、官邸に呼び出され、被災者生活支援本部で、この仕事に携わることになりました。あれから4年が経ちました。当初から携わっているのは、中央省庁では私だけのようです。被災者と国家のために働くことができる場を与えていただき、ありがとうございます。公務員人生で得た知識と人脈を最大限に活用して、復興を進めます。
この4年間で、復興はある程度の進展を見ました。関係者のご努力のおかげです。政府でも、これまでにない大災害なので、これまでにない制度改正や、国の職員が被災地に入り込んでお手伝いをするなど、新しい試みもしています。このページでも書いているように、日本国政府と日本社会の能力が試されています。公務員としては、想像力と実行力とが試される機会です。
ただし、原発事故からの復興は、まだまだです。引き続き、総理大臣や復興大臣を支えて、仕事が進むように努力します。今回の復興の特徴である、行政だけでなく、企業やNPOの皆さんと連携して、復興を進めます。引き続き、皆さんのご支援をお願いします。
ニュースで流れたので、被災地、知事、政治家、マスコミ、民間関係者、知人友人、さらに海外からも、たくさんの激励のメールや電話をいただきました。ありがとうございます。