投稿者アーカイブ:岡本全勝

ゆう活、定時退庁実績

2015年7月16日   岡本全勝

7月14日に、内閣人事局が、国家公務員の「ゆう活」実績を発表しました。初日である7月1日の実績です。それによると、霞が関公務員約4万人のうち、早朝出勤実施者は2.3万人で、6割が参加しています。そのうち定時退庁した職員は65%です。夜8時までに退庁した職員の割合は88%です。(NHKニュース)。大きな成果が上がっています。しかも、国会開会中です。
私は毎日、定時(17:15)に退庁して、異業種交流へ。かつては19時開始とか18:30開始でしたが、17:45や18時開始にしてもらっています。今日も18時前に開始、20時には退出。20時半には、家でこのホームページを加筆しています。(2015年7月15日)
内閣人事局発表資料は、こちらです。昨晩探したのですが、よう見つけへんかったのです。内閣官房のサイト内検索も、うまくできなくて。こんなところに載っていました。

岩井克人先生の研究の軌跡

2015年7月16日   岡本全勝

岩井克人著『経済学の宇宙』(2015年、日本経済新聞出版社)が、勉強になりました。岩井先生の半生記ではなく、研究の軌跡を振り返ったものです。大学のゼミ生だった前田裕之・日経新聞記者が、恩師に行ったインタビューを基にしています。500ページ近い、分厚い本です。先生の研究の記録、それも悩みながらの軌跡であり、現代経済学の入門書にもなっています。
先生の本は、『会社はこれからどうなるのか』など、目から鱗が落ちることが多かったです。理由がわかりました。先生は、物事をとことん突き詰めて、すなわち通説にとらわれず、本質まで遡って考えられるのです。それは、経済学にとどまらず、法律学にも踏み込まれます。そして、国内だけでなく、英語論文で世界に挑戦されるのです。1か月以上前に読んだので、具体的な指摘を思い出しながら、おいおい、勉強になった点を紹介します。

読者の反応

2015年7月16日   岡本全勝

このホームページには、数人ですが、熱心な読者がおられます。ありがたいことです。
Iさんの苦情=毎日見ているのに、更新しない日があるのは、けしからん。7月10日は、どうしたのか。出張に行っていたとも思えないし、最近は毎晩早く帰っているそうやないか。
全勝の答え=すみません。その日も、実は更新したのです。でも、翌朝読み返して、まずいと思い、全文削除しました。酔っ払って、一時の感情で書いては、あきまへん。
O君の反応=今度イギリスに赴任することになりました。ホームページで紹介されていた、近藤和彦先生の『イギリス史10講』を読みましたが、難しいです。
全=確かに、あの本はイギリスの歴史の紹介と言うより、社会と政治の分析だから。代わりに、こんな本があるよ・・・。
F君の反応=ホームページで紹介されていた、××が面白そうなので、買って読みますわ。
全=どうせもう一度読むことがないから、貸してあげるよ。
F君=では、半永久的にお借りします。

鎌田先生の新著

2015年7月15日   岡本全勝

鎌田浩毅・京都大学教授が、『火山はすごい―千年ぶりの大地変動の時代』(2015年、PHP文庫)を出版されました。13年前に出版した処女作の文庫版だそうです。処女作は思い入れがあるでしょうね。その後、噴火が続くので、御嶽山噴火の章を追加し、今後の活動予測などを記した「文庫版のための長いあとがき」も付いています。文庫本なので、手軽で読みやすいです。
鎌田先生とは、10年にわたるお付き合いです。最初の出会いはひょんなことで、分野は違いますが「伝道師活動」からです2005年1月4日)。その後、鎌田先生は、出版活動、テレビ出演、京都大学で一番有名な授業と、エネルギッシュな活動をしておられます。同い年として、我が身を省みて恥ずかしいです。

21世紀の政治

2015年7月15日   岡本全勝
14日の日本経済新聞「経済教室」は、佐々木毅東大学長の「参院選挙後の政治の課題」でした。見出しは「21世紀型政府の構想示せ」「役割・機能を再定義 構造改革に取り組む前提」です。
詳しくは本文を読んでいただくとして、いくつかの主張を紹介しておきます。引用は、適宜省略してあります。
「小泉構造改革には、二つの側面があった、第一は、経済構造改革を進め、不良債権など負の遺産の処理をすること。第二は、郵政や年金など政府部門や公的部門の抱える問題を取り上げ、構造問題を解決することである」
「民営化という言葉は反政府的なレトリックであるが、それだけでは、自らの構想力を展開できないところに政治の危機がある」
「政府部内に、政府部門の役割と機能を再定義できる部署はない」
「三位一体改革は内容の複雑さにもかかわらず、その実現への道筋は、各省庁の押し合いへし合いゲームに委ねられている」
いつもながら、鋭い指摘です。三位一体改革に関する指摘について、私なりの分析はこれまでにも少し書きました(7月8日の項)が、日を改めて解説します。