昨日は4月1日、新年度が始まりました。各職場で、新入社員を迎えたことでしょう。また、新入生も希望に胸を膨らませて、入社式に臨んだことでしょう。私にも、入学や入省式がありました。地下鉄の中で、一見してそれとわかる若者(男女)を見かけました。「がんばれよ」と、声をかけたくなります。これから、今まで知らない世界を知り、いろんな苦労をすることでしょう。でも、先輩たちも通ってきた道です。そんなびっくりすることは、ありません。でも、新しいスーツの上着のしつけ糸は、取った方が良いよ(笑い)。
復興庁では大卒新採を採用していませんが、人事異動でたくさんの職員を送り出し、また新しい職員を迎えました。復興庁で苦労した職員たちには、この経験を糧に、新しい職場で頑張って欲しいです。元の職場では経験できない、仕事や人との交流ができたと思います。新しい職場で、復興の応援団になってください。新人に対しては、今日、オリエンテーションがありました。私も、復興庁職員として持って欲しい心構えを、お話ししました。一日も早く仕事に慣れて、戦力になってください。そのためには、現地を見て、被災者の立場になって考えることです。復興庁職員の仕事の原則やあり方は、至極簡単です。被災者の立場に立つことです。もちろん、憲法の範囲内であり、財源は国民の税金です。限界は、国民に対して、説明できるかどうかです。