「ウクライナ代表団への講義2」の続きです。代表団は今週、宮城県と福島県の被災地で復興への取り組みを視察しました。
私は、22日の双葉町を同行しました。副町長からの説明、町長との意見交換でも、たくさんの質問が出ました。言葉で説明することも有用ですが、現地を見てもらい説明を受けることはより効果的です。代表団からも、良かったと言ってもらえました。
NHK福島ニュース2月21日「復興のノウハウを学ぶ ウクライナ政府の幹部らが大熊町を訪問」
福島中央テレビ2月22日「国の再建めざし…戦禍続くウクライナから視察団 震災からの復興の地・双葉町に学ぶ」
その後、宿舎に戻って、振り返り会議を行いました。
ウクライナは、津波ではなくロシア軍によってですが町が壊されたことでは、津波被災地と同様です。住民が避難して、その後帰還して復興に取り組むことは、原発被災地と同じです。また、早く帰還できる地域と、時間がかかる地域があることも。
復興計画づくり、住民機関の条件、住宅提供、産業復興の方法などに質問が多かったです。日本の経験、私の説明が少しでも役に立つと、うれしいです。一日も早く戦争が終わり、復旧に取りかかれることを望んでいます。
22日の浜通りは、久しぶりの積雪でした。野山が真っ白、まさに花が咲いたようでした。Jヴィレッジに2泊しました。発災直後に、ここが第一原発対応の前線基地になっていたときに、首相と一緒に来たことを思い出しました。