今日は、復興大臣のお供をして、宮城県女川町と南三陸町に、町長や被災者との意見交換に行ってきました。2町とも、町の中心部が津波によって壊滅し、多くの人が犠牲になりました。また、街並みがなくなっています。
仮設住宅は既に完成し、住民が暮らしています。冬に向けて、断熱材を入れる工事が行われていました。そのほか、不便な点などを聞いてきました。町の中心が津波でなくなるとともに、地盤沈下しています。高台に移転するしかありません。その構想がまとまりつつあります。
また、働く場として、水産業の再開が重要です。漁港、製氷施設、加工場の復旧が進められています。仮置き場に集めたがれきをさらに分別し、焼却する準備も進められています。仮設の焼却場も建設します。
両町の心配の一つに、専門職員の不足があります。町にとっての数年分の公共事業を、一時に発注しなければなりません。とても、現在の職員では、人数もノウハウも足りません。国や他の地方自治体からの、技術職員の応援が必要です。