今年(平成22年)春から、NHKラジオのビジネス英会話(入門と実践)を聞くようにしました。通勤で電車に乗っている時間が長くなったので、一念発起(というほどのことでもありませんが)、CDをiPod(アイポッド)に入れて、通勤途中に聞いています。
総理秘書官の時に、総理に随行して外国に行くと、昼食会や晩餐会で、相手国の政府要人とテーブルを囲みます。ヨーロッパだけでなく、韓国や中国でも英語で会話します。自分の英会話能力の低さに、歯がゆい思いをしました。
今日の話は、英会話が上達したということではありません。その逆です。ある先輩に、英会話の勉強を始めたと話をしたら、「全ちゃん、無駄なことは止めたらどう。この年になったら、無理だよ」と笑われました。そうなんです、何度聞いても、なかなか頭に入りません。
別の同級生との会話でも、盛り上がりました(苦笑)。「若い時は、何でもすらすら頭に入ったよなあ」「あの頃の頭が、水をどんどん吸収するスポンジだったら、今は石か鋼鉄だね」「それも撥水加工がしてあって、水をはねとばすぞ」「僕は幼稚園の頃が一番吸収能力があった」「僕は高校生の頃かなあ」と。