3月4日は、兵庫県宍粟市に講演会に行ってきました。土曜の夜7時から9時という時間帯なのに、おおぜいの議員や職員が集まってくださいました。宍粟市は、去年に合併で誕生した新しい市です。司馬遼太郎さんの「街道をゆく9」(朝日文庫)の「播州揖保川・室津みち」に、山崎、一宮伊和神社として出てくるところです。かつては、たたら製鉄と林業で栄えました。市と言ってもほとんどを山林が占め、林業衰退・人口減少などで地域の将来を悩んでおられます。その上に、交付税の減少が乗っかり・・。
日本の多くの地域が、同じような悩みを抱えておられます。威勢の良いお話はできず、「今後も交付税は減りますよ」とさらに暗くなる話しかできないのですが。