今日4月21日の読売新聞解説欄に、震災を体験した行政担当者の声が載っていました。神戸市の桜井誠一さんが、「避難所運営、住民の手で」を述べておられます。私も、桜井さんから、たくさんのことを教えてもらいました。
ここで強調しておられるのは、避難所の運営を住民に担ってもらうことです。そして、企業などの民間の力を借りることです。
・・・行政は民間の力を借りることに消極的だが、すべてはできない。専門家のノウハウを生かしてもらうべきだ・・・
また、受援力が重要なことも、指摘しておられます。このページでもしばしば書いていますが、自治体も消防も応援は得意ですが、受援は慣れていません。
残念ながら、公務員の多くは、これまでの仕事の仕方が染みついていて、「民間の力を借りる」ということが理解できません。やってみたら、「なるほど」と思ってもらえるのですが。