6月17日の日経新聞夕刊に「プリン5割高、洋菓子で突出 卵と牛乳のコスト高直撃」が載っていました。
・・・菓子類の中でプリンの値上がりが目立つ。主成分の卵と牛乳で生産者の経営環境が厳しくなっており、メーカーはコストを吸収する一環で価格改定に踏み切っている。商品力の向上やインバウンド需要の取り込みを通じ、消費者をつなぎ留めながら適正に値付けする工夫を凝らしている。
総務省の消費者物価指数(CPI)によるとプリンの2024年の物価は20年に比べ45.5%あがった。菓子類全体は22.8%増、同じ洋菓子のシュークリームは25.8%増で、プリンの上昇幅が特に大きい。
足元の価格水準に達したのは23年だ。新型コロナウイルスやロシアによるウクライナ侵略の影響で材料調達やエネルギーの費用がかさんだところに鳥インフルエンザが流行した。プリンの主成分となる卵の価格が高騰し、日本養鶏協会によると年平均は1989年以来最も高かった…
ある洋菓子会社の調べ(16~64歳の男女約1000人)では、スーパーやコンビニでよく買う洋生菓子を複数回答で聞いたところ、プリンは44%で18年連続第2位。第1位はシュークリームで71%です。
1商品当たりの甘味の平均購入額は241円だそうです。