11月28日の読売新聞に「岐路NTT 全国一律 負担重く 固定電話 膨らむ赤字」が載っていました。
・・・日本で電話サービスが始まったのは1890年。米国の科学者グラハム・ベルが電話を発明してから14年後だった。通話区間は東京―横浜間のみで当初の加入数は197回線だった。99年に東京―大阪間の長距離通話が可能となった。
電話の種類も変遷を遂げた。1933年にダイヤル式の黒電話が、69年にプッシュ式のプッシュホンが登場した。その後、留守番電話やファクスの機能が加わり性能が向上。総務省によると、固定電話の契約数は1997年度に6285万回線でピークを迎えた。
携帯電話サービスが1987年に始まると急速に普及し、2000年には携帯電話の契約数が固定電話を上回った。23年度の携帯電話の契約数は2億2192万回線で、固定電話の16倍にあたる。固定電話は減少し続けており、NTTは35年頃に500万回線になると見込む・・・