日経新聞が「児童に好評「チーム担任制」 関わり多様、教員も負担減」を紹介しています(2月26日)。
・・・複数の教員が児童に接し、多様な関わりを生むのが狙い。三浦清孝校長は「固定担任制では閉鎖的になりがちな児童と教員の関係も、今は開放的。学校が過ごしやすい場所と思う子どもも増えた」と話す・・・
・・・メリットは、固定担任制では一方向だった教員と児童、保護者との関係に幅が出て、児童にとっては理解者が増えることだ。教員も互いを補い合うことができ、懸案も1人で抱え込まずに済む・・・通知表の評価もチームで会議を開いて判断している。
今年1月実施のアンケートでは、児童の85%以上がこの制度を肯定的に捉えていた。4年生の女子児童は取材に「自分のことを知ってくれる先生が増えて学校が楽しい」と笑顔で答えた。5年生の息子がいる保護者は「話をできる先生がたくさんいるのはありがたい」と話す・・・
これは、よい取り組みですね。若い先生が孤立して悩むことが少なくなります。先生との相性でうまくいかない生徒も、ほかの先生に相談できます。先生による暴力や性暴力も防ぐことができるでしょう。
簡単なことですが、なぜこのような取り組みがなされてこなかったのでしょうか。