年別アーカイブ:2023年

大型連休が始まりました

2023年4月29日   岡本全勝

今年は5月1日と2日を休むと、4月29日から9連休です。季節も良くなり、新型コロナもかなり収まって、よい時期です。皆さんは、行楽などの予定を立てておられることでしょう。知人にある件で電子メールを送ったら、マレーシアの観光地から返事が来ました。

私は連休に入る前に、原稿や講演会の資料作成に追われていました。「連休中にやればよいや」と思っていたのですが、「連休前に提出してください」との指示があり。重なるときには、重なるもので、それ以外の用務もあって・・・。
締め切りが迫っているのにめどが立たないのは、精神衛生によくないですね。たくさんの人の協力を得て、どうにか間に合わせることができました。ほっとしています。が、連休明け締め切りの原稿が、まだできていません。

連休中は孫の相手と、キョーコさんのお供をしましょうか。原稿を書きためて、貯金ができればよいのですが。気分がゆったりすると、仕事ははかどらないのですよね。

長屋聡執筆「第二次臨調以降の行政改革施策」2

2023年4月29日   岡本全勝

長屋聡・前総務省総務審議官が「第二次臨調以降の行政改革施策を振り返って(その1)」に続き、季刊『行政管理研究』3月号に、その2を書いています。

今回は、規制緩和・規制改革を扱っています。行政による社会経済への介入を削減することです。過度な介入を減らし、民間活動を活発にして、経済発展と国民生活の利益を上げようというものです。
主な規制改革の事例が、1990年代、2000年代、2010年代に分けて、表になっています。若い人は知らないでしょうから、よい資料になると思います。

行政改革が、かつてのような行政組織の改革から、それが行う作用の改革、社会への介入の改革に移っていることがわかります。

市町村アカデミーで講演

2023年4月28日   岡本全勝

今日28日は、市町村アカデミーの市町村長特別セミナーで講演をしました。求めに応じて、「令和時代に求められる自治体職員像」という表題です。日頃忙しくしておられる市町村長さんたちに、立ち止まって、現在日本の課題を考えてもらいました。
21世紀も、まもなく4分の1が過ぎようとしています。バブル経済崩壊からは30年が経ちます。経済停滞と社会の成熟は、日本の社会と地域に大きな問題を生んでいます。しかし、その処方箋が明確に認識されていません。経済成長期にできあがった行政の仕組み、社会の通念が、変化に遅れているのです。これらを変える必要があります。

みなさん、熱心に聞いてくださいました。講義後の問い合わせで、「日本にはよい面もあるのでは」との指摘もありました。そうです、日本人は勤勉で誠実、日本社会は清潔で安全です。そのようなよい民度を持っていながら、新しい社会への転換が遅れています。それは、私たち官僚にも責任があります。

日本経済はどこで間違ったか

2023年4月28日   岡本全勝

川北英隆・京都大学名誉教授のブログ、4月19日の「日本経済はどこで間違ったか」から。

・・・日本経済の地位低下がますます明瞭である。国内総生産(GDP)でドイツに追い抜かれるとの観測が現実化しつつある。いずれインドにも抜かれるらしい。当然、アメリカと中国の背中は遥かに遠くなった。トップ集団から脱落するマラソン選手を見ているようだ。
何回書いたように、日本がトップ集団に位置することを切望している僕としては悲しい。それを他人事のように語る政策担当者や企業経営者が情けない。自己責任で対処するしかないようだ・・・

・・・1980年代後半のバブルの時代から金融システム危機を経て、日本経済の長い凋落が始まった。バブル崩壊の後、10年で立ち直るはずの日本経済だったのに、30年経った今も立ち直れていない。
その根本的原因は勇気を持って叫び、行動した者が少なかったことにある。目先の保身と事なかれに徹した者が多すぎた。
バブルの頃、日本に人口減少時代が到来するのは明らかな予測だった。その時代に向けて本気で対応した企業はごく少数だった。生産力人口の減少(1995年がピーク)とバブル崩壊の重りが不運だったと言えばそれまでだが、生産力人口減少の経済的な意味を本気で考える企業や政策担当者が皆無に近かったのが本質だろう。
むしろ企業は1990年代中盤まで続いた円高に恐れ慄き、海外進出を怠った。バブル崩壊に縮こまり、グローバルな競争に打ち勝つための設備投資を遅らせた。後者に関して、バブルと崩壊の主因が不動産投資や財テクと称された株式投資にあったのに、精算設備の積極的な増強と刷新まで同類とみなしたのである。羹に懲りて膾を吹いたわけだ・・・

・・・このサラリーマン的対応は近年、ますます大手を振っている。多くの対応が責任逃れ的になり、過去を踏襲し、誰も新たな決断しようとしない。これが2008年のリーマンショック以降の日本において、とくに目立つ特徴ではなかろうか。だから経済マラソンで先頭集団から置き去りにされ、後続に抜かれようとしている・・・

全国消防長会関東支部消防職員意見発表会

2023年4月27日   岡本全勝

今日4月27日は、全国消防長会関東支部消防職員意見発表会に、幕張のホテルに行ってきました。審査委員長を仰せつかったのです。
消防に関しては、消防大学校長を勤めたことがあります。職員がキビキビしていて、素晴らしい組織です。火災現場という危険な場所に行くのですから、命がけです。新型コロナ患者の救急搬送という、危険な業務もあります。気を緩めることができない仕事、それを日々訓練しています。

11人の職員が発表しました。なるほどと思う点を指摘する発表がいくつもありました。現場でのトイレの必要性、外国人への防災教育、消火活動での職員の除染、若手職員の育成などなど。
みなさん、発表の態度、発声も立派で、甲乙つけがたかったです。最優秀賞に選ばれた2人は、全国大会に進みます。