年別アーカイブ:2023年

東海道新幹線の切符の表記

2023年11月20日   岡本全勝

先日の大阪から帰り、東海道新幹線車内での出来事です。名古屋駅を出発したら、近くの席で2人の人が話をしています。アジアからと思われる女性(Aさん)が座っていて、後から来た日本人女性(Bさん)が「ここは私の席です」と切符を見せています。Aさんも切符を出して、Bさんに見せました。Aさん曰く「あなたの列車はこれではありません。しかも、あなたは浜松に行きますが、この列車は浜松に止まらず新横浜に行きます」と説明しました。どこまで通じたかは分かりませんが、Aさんは困った様子です。車掌さんを呼びに行って、Aさんは自由席に誘導されたようです。

私は、Aさんは困るだろうなあと思いつつ、なぜ間違ったのかと、Aさんの失敗を考えました。自分の切符を出してみると、概略次のような記載がありました。
「11月16日 新大阪(20:33)→東京(22:57)のぞみ58号 5号車6番E」
どこにも英語表記がありません。そのことに、初めて気がつきました。
これじゃあ、外国からの旅行者は困りますよね。彼女が持っていた切符が、私のものと同じ表記だったかは確認できませんでしたが。韓国で列車に乗って切符の表記がすべてハングルでは、私も困ります。新幹線には、たくさんの外国人が乗っています。早く、英語を併記すべきでしょう。

調べると、希望すれば英語表記か併記した切符を買えるようですが、併記した方が便利ですよね。
「・英語を併記したきっぷをご希望の場合は、きっぷうりばの係員にお申し付けください。
・きっぷを指定席券売機でお求めの場合は、最初に「English」ボタンを押し、画面表示を英語に切り替えて操作していただきますと、英語が併記されたきっぷを発売いたします。」

変容する米国

2023年11月20日   岡本全勝

読売新聞が11月1日から7日まで、「変容する米国」を連載していました。なかなか読み応えのある内容でした。読んで思ったことは、アメリカも、あるいはアメリカは変化を続ける社会だということです。それが、この企画の趣旨でしょうが。そしてその変化は、単線的にあるいは問題なく進むのではなく、国民の間に軋轢を生みながら、解決を模索し続けているということです。
例えば第5回「軍 進むLGBTQ配慮 共和「戦力損なう」反発」は、男性中心だった軍隊が性の多様性を受け入れつつある実態です。しかし、すんなりとはいきません。日本も今後、このような事態になるのでしょうね。

・・・米軍では1993年、民主党のクリントン大統領時代に同性愛者について「尋ねず、明かさず」(Don’t ask, don’t tell)とのルールが導入された。組織内で問われない代わりに、沈黙を保つことを義務付けられた。
このルールが民主党のオバマ政権下の2011年に撤廃されるまで、公言したことを理由に1万3000人以上が除隊させられた。うち約2000人は名誉除隊にならず、退役軍人としての恩恵を奪われた。バイデン政権は、名誉除隊の再指定に向けた取り組みを進めている。米軍人が性別変更の手術を受ける場合は同省が費用を負担し、その間は従軍を免除される。
共和党や退役軍人などの間では、こうしたLGBTQ(性的少数者)への特別な配慮が、米軍の戦力を損なっているとの考えが根強い。トランプ前大統領は17年、トランスジェンダーの米軍入隊の再禁止を指示した。

元米陸軍中将のトーマス・スポール氏(65)は、トランスジェンダーの軍人がうつ病などにかかりやすく、心の健康を崩す割合が障害を持たない人の10倍との調査結果を挙げ、「精神的な負担が重い軍に受け入れるべきではない。手術や精神疾患のケアで部隊から離れる時間も、軍の即応力を低下させている」と主張する。
米議会下院は今年7月、共和党が主導し、性別変更の手術を負担することを廃止する内容を含む法案を可決した。民主党が多数を占める上院では可決されない見通しだが、LGBTQをめぐる党派対立は激化の一途をたどっている・・・

共に苦労した人、福島

2023年11月19日   岡本全勝

昨日18日から、福島県双葉町と大熊町に行ってきました。原発災害からの復興で、苦労をかけた町長さんとの懇談会です。数年前に退職なさって、慰労会をすることになっていたのですが、コロナ拡大もあり延期していました。今回、別の町長さんと一緒に、実行することになりました。元町長の慰労会なのに、おうちに呼んでもらい、奥さまの手料理です。我ながら、厚かましい奴です。

いくつも難しい判断をしていただきました。住民の間に意見の対立がある中で、方向を出さなければならなかったのです。
例えば中間貯蔵施設の設置の受け入れです。県内各地で除染のため、はぎ取った土や解体した家屋を、ひとまず合成樹脂の大きな袋に入れました。県内各地に、それらの袋が積み上がりました。そのままでは、各地の復興に支障を生じます。それを1か所に集めて保管しようとしたのです。搬出される各地はうれしいことですが、受け入れる地域はさらに負担が増えます。加害者の国が被害者の町にお願いする交渉です。
あのときの町長たちの決断がなければ、福島の復興は大きく遅れたでしょう。時間が経って、多くの方はそれを覚えていませんし、知らない人も多いです。

いろんな局面で、相談に乗りました。お二人からは、「あのとき、全勝さんは、ああ言った」とか「厳しいことも言われた」という話が出てきました。私が覚えていないこともありました。信頼関係ができていた(と私は思っていました)ので、本音の議論をしたのです。
時には町長に、厳しいことも言ったようです。でも、実現できないような約束をする方が、あとで困ったことになります。その先の交渉を進める、住民を納得させるためには、役に立ったようです。国側の職員なのに、地元の立場で考える。自治省での地方勤務の経験が役に立ちました。

奥様方を含め皆さんお元気で、うれしかったです。
行きと帰りの常磐線から見える景色は、大きく変わりました。しかし、双葉町と大熊町の復興は、始まったばかりです。まだ、帰還できない地域もあります。事故を引き起こした東電と政府が、これからも責任を持って復興を進めなければなりません。

国立公文書館「江戸時代の疫病」

2023年11月18日   岡本全勝

国立公文書館で、企画展「病と生きる―江戸時代の疫病と幕府医学館の活動―」が開催されています。先日見に行ってきたのですが、これは勉強になります。12月17日までです。無料です。関心ある方はお運びください。

庶民も幕府も、病気、特に伝染病にはとても敏感でした。病気によってはかなりの確率で死ぬのですから。今だと「?」と思うような、予防法や治療法もあります。薬も、ええ加減ですね。
歴代将軍が疱瘡にかかった年月も記録に残っています。そして、西洋医学への関心も高かったのです。

展示されている資料には、幕府の文書のほかに、民間の記録や個人の記録もあります。明治政府は、このようなものも集めたのですね。

小学校同窓生の現在

2023年11月18日   岡本全勝

10月に参加した「小学校の同窓会」。
もらった名簿を見ると、男子23人、亡くなった人を除くと19人の内、13人が村内に居住しています。結構多くの友人が残っているのです。
女子は20人、亡くなった人を除くと17人の内、4人が村内に居住しています。多くは姓も変わり、村外に出たようです。