2023年スペイン旅行4

2023年スペイン旅行3」の続きです。
スペインと日本の違いです。観光客では深いところはわかりませんが、2つ報告します。
一つは、生活習慣です。昼ご飯は14時くらいから。昼寝があり、夕食は20時からとか。演劇は22時から始まったり。旅行中も案内人が「この時間に食堂が開くのは、観光客向け」と繰り返していました。それでも、朝は日本で言う「普通の時間」に働きに出るのです。夏に1か月休暇を取ります。
昼は暑い、そして人生を楽しむからだそうです。私は最近17時過ぎから夕食を始めて、20時過ぎには寝てしまうので、考えられない時間です。

もう一つは、自然です。車窓には、赤茶けた土地が広がり、そこにオリーブの木とブドウの木が植わっています。下草が生えていません。日本の山のように、緑ではないのです。雨が少ないことの結果なのでしょう。

お土産は、まずはいつものように、絵はがきをたくさん買ってきました。お礼状に使うためです。1枚で1ユーロ。「そうか、120円の時代をもあったよな。今は160円か」
日本政府の「貧窮化政策」の結果で、1ユーロ160円です。日本が貧乏になったことを実感する旅でもありました。知人がニューヨークに出張して「昼にラーメン1杯が5千円だった」と聞くと、スペインはまだ安かったです。

ついでに。行きも帰りも、ドイツ(ミュンヘン、フランクフルト)ー羽田間の飛行機は、日本人が少なかったです。観光地でも、日本人をあまり見かけませんでした。現地の案内人は「中国人の観光客は戻ってきている」と話していましたが、私の行った観光地では1団体ずつくらいしか見かけませんでした。日本人観光客は、圧倒的に女性でした。

小さなリュックサックを、カタルーニャ音楽堂下の土産物店で買ってきました。「This is the safe bag 100% Barcelona」と書いてあります。説明を読むと意匠も作成もバルセロナですが、バルセロナらしいのは、「泥棒対策で2方向で使える」と書いてあります。ファスナーで開け閉めするのですが、その面を外向けにしたり、うち向け(ファスナー面が背中にくっつく)にしたりできるのです。うち向けにすると、後ろから来た泥棒は簡単には盗ることができません。ナイフで切り裂けないように、強い布でできています。
インターネットで調べると、U1 miniの色違いで、いろんな色が合わさっています。おしゃれで、小さくたたむと太く短いペットボトルくらいの筒状になります。散歩の時に、携帯電話や財布を入れる鞄を探していたので、ちょうど良いと思って買いました。日本で売っていたら買わない色使いですが、記念にと。90ユーロです。1ユーロが120円だったら、3600円安かったのに・・・。