報道で聞いてはいましたが、屋根修理の詐欺に引っかかりそうになりました。
先日、早く帰ったので、お酒を飲みながら晩ご飯を食べていました。玄関のインターホンが鳴って、キョーコさんが出ました。「近所で工事をしている者ですが、奥さんにぜひ伝えたいことがあって」と。
で、私が出ていきました。工事現場風の若い兄さんがいて、「近所で工事をしていたのですが、屋上から見ていると、お宅の屋根が壊れていますよ」と。
「どこで工事しているの?」と聞くと、「近所の屋上です」とのこと。最近工事をしているのは山口さんくらいなので、「山口さんところですか」と聞くと、「大家さんの名前まで知らないのですが」とのこと。しかし、山口さん宅も屋根までは工事していないし、そこから私の家の屋根は見えないはずだしなあ。
「屋根の釘が抜けて、風が吹くと屋根瓦がめくれています」とのこと。「下から見えますか」と聞くと、「3階の屋根ですからねえ」と言いつつ、二人で少し離れたところまで移動しました。
「どこですか」と聞くと「てっぺんの左から奥に、3本釘が抜けて出ているでしょう」と言います。言われてみるとそのようにも。
「梅雨時ですから、早く工事をしないと。屋根屋さんも、なかなか来ないし」と。私は「ありがとう、親切に。うちは建てた工務店に見てもらっているので、すぐに電話するわ」と終わりました。
直ちに工務店に電話して、担当のTさんに説明を始めたら、まじめに聞いてくれません。
「本当に釘が抜けていますか。あそこはねじで留めてあるので、抜けないのですよね。ふふふ」「最近、この手の詐欺が多くて。今度近くを通ったときに見ておきますよ」で、ようやく詐欺に気がつきました。近所で屋上工事をしていないことで、気がつくべきでした。
引っかかりそうになった自分が、腹立たしいです。相手の兄ちゃんも「失敗したなあ」と思っているでしょうが。