西出順郎編著『災害連携のための自治体「応援職員」派遣ハンドブックー東日本大震災のデータと事例から』(2021年、公人の友社)を紹介します。
・・・東日本大震災以降、大規模自然災害によって甚大な災害を被った自治体に対し、被災のなかった(もしくは少なかった)全国各地の自治体が自らの職員を一定期間派遣する、いわゆる自治体間の水平的支援が定着するようになった。それにともない、どの自治体も、「応援職員」の派遣・受入れを想定業務の一つとして組織マネジメントの中に組み込んでおく必要が求められている。
本書は全国の自治体職員が応援したりされたりする立場に置かれた場合、その業務の遂行に少しでも役に立てたらとの思いで上梓されたものである・・・
派遣元と派遣先の職員の経験も、書かれています。