原発被災地住民、復興施策評価5割

3月2日の福島民報に、復興に関する住民の評価調査が載っていました。「復興施策評価52.2% 評価できない39.4% 双葉郡8町村住民

・・・東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の発生から十年となるのを前に、福島民報社が実施した双葉郡八町村の住民に対する聞き取り方式の意識調査と双葉郡以外の県民への電話による調査では、国と県の復興に向けた取り組みへの評価を尋ねた。双葉郡八町村では、評価するとの回答が計52・2%で過半数を占めた。ただ、評価できないとの回答が計39・4%あった。
さらなる復興に向けて求めたい取り組みは「医療・福祉の充実」が42・0%と最多となった。社会基盤整備や除染などが進む一方、住民が安心して生活するための環境整備の強化を求めている実態が明らかになった・・・

・・・理由を自由回答で聞いたところ、「高く評価する」と回答した葛尾村の七十代男性は「除染をやってもらえたことが一番大きい。ただ、一部が除染されていないのは気掛かりだ」とした。「おおむね評価する」と答えた富岡町の六十代女性は「除染や建物の解体、地域の整備、災害公営住宅の完備などが少しずつ進んでいる」と理由を挙げた・・・

半数もの方が、評価してくださっています。もちろん、厳しい意見もありますが。