連載執筆状況

連載「公共を創る」の原稿、第3章1(1)「成長から成熟へ」の残りを書き上げ、編集長に提出したのが、5月3日。ゲラにしてもらい、いくつか気づいた点を加筆して、仮誌面ができました。第46回から50回分です。
コロナウイルスの影響で、毎週連載が隔週連載になったこともあり、なんと7月末掲載分までできました。珍しく、余裕綽々です。

つづいて、第3章1(2)「成熟社会の生き方は」の執筆を進めています。
夜の意見交換会がないので、朝早く目が覚めること。休日に出かけることができないこともあり、進みます。
もっとも、今回はさらに扱う範囲が広く、いつものように難渋しています。思いついたことを書き散らかしてあるのですが、並べる順に苦労し、議論の展開を工夫してと。そしてあやふやな点を、書物などに当たって確認するのが一苦労です。常に気にしていた主題なのですが、私の専門でないので。

官僚にも研究者にも、この分野を広く押さえている人は少ないでしょう。この連載の主題は、社会の変化に追いついていない国民の意識と行政です。しかし、それを所管する組織は、ないのです。
私の挑戦は、一人で取り組めるようなものではありません。執筆は、ある程度のところで妥協し、間違いでなければ良しとします。
約3分の1ができたので、右筆さんたちに送って、目を通してもらっています。