連載「公共を創る 新たな行政の役割」の第44回「日本は大転換期―製造業から情報産業へ」が、発行されました。
前回から、平成時代の変化を説明しています。まず経済についてです。
バブル経済崩壊とその後の「失われた20年」は、景気変動でなく、産業構造と国際環境の変化でした。工場がアジアに移転し、また海外の企業に負けるようになると、地方経済に大きな打撃を与えました。
日本経済が、成長期から成熟期に入ったことを、「昭和の成長を主役として引っ張ってきたが、平成時代になって、権威を落とした三つの業種を挙げよ・・・答えは、百貨店と銀行と官僚」という小話で説明しました。
そして、パソコンとインターネットが、仕事も暮らしも変えました。