立花隆著『知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと』(2020年、文春新書)を読みました。
立花さんの、私の履歴書です。私生活については余り言及がなく、読んだ本と書かれた本についての履歴です。本の帯に、「知の巨人」とあります。
これまでにも、立花さんの読書についての本を読んだことがあり、その時も膨大な読書量に感服しました。しかも、一つの専門分野に止まらず、哲学、脳、がん、臨死体験、宇宙などなど、その広い分野にも脱帽です。
私たちの世代にとっては、総理大臣を退陣に追いやることになった「田中角栄研究」(1974年)が印象的です。私が大学生の時です。
立花さんも、80歳になられたのですね。