連載「公共を創る」の第20回から第23回の4回分が、ゲラになりました。これで、10月を乗り越えることができます。
ようやく、第1章が終わり、次から第2章に入ります。当初の粗々の構想では、第1章は3か月程度で終わる予定だったのですが。書いていくうちに、次々と書きたいことが浮かんできました。それでも、活字になってからも、「あれも書くべきだった」「おっと、これも忘れていた」と気づきます。
常にぼやいていますが、毎週の連載って、結構な重労働です。
書きたいことは頭の中にあり、いくつかの断片はこれまでに印刷物になったり、このホームページに書いたり、私のパソコンの中にたまっています。しかし、それを皆さんに読んでもらえるような形にするには、大変な作業が必要です。
短い、ええ加減な文章は、毎日このホームページに書いているのですが、それとは違います。
その章の構成を考える。各部分を文章に仕上げる。それらを論旨が通るように並び替える。小見出しをみてその節で言いたいことを言えているか確認する・・・。そのくり返しです。形の違うレンガを焼いては、積み上げて、きちんと収まるか、外から見てきれいかを確認する。それを何度も繰り返しています。
書き上げると、独りよがりになっていないか、右筆に見てもらいます。いつも、原文に目を通して、鋭い指摘と加筆をしてくれる右筆には、感謝です。