被災地視察、4月の雪

昨日今日と、国会議員と一緒に、原発事故被災地を視察してきました。
今回は、避難指示解除が困難な場所と、産業再開を中心に見てきました。
事業者の方の話を聞くと、いろいろと勉強になります。施設設備の整備に対しては補助金で支援できるのですが、従業員確保、販路拡大など、お金では解決できない課題も多いです。農業再開も、担い手の確保や、農地の規模拡大などの課題があります。

ふたば未来学園は、今年から中学生を迎えます。新しい校舎ができあがり、引っ越しの最中でした。
生徒たちが地元の人たちと地域の課題などについて考える部屋「双葉みらいラボ」も、ちょうど企画をやっているところでした。学校って、意外と地域とはつながりが少ないのですよね。運動会に父兄が来ることを除くと。日本財団の支援です。
特色ある教育について説明を受け、また高校生の発表を聞いてきました。しっかりした発表で、びっくりしました。

ところで、この時期に、阿武隈高地は雪が降り、積もっているところもありました。木々は、白い花を咲かせているようできれいでしたが、気温は零下で寒かったです。
桜の名所である富岡町の夜の森の桜並木も、まだつぼみでした。去年は、4月3日に満開だったそうです。今年は、6日と7日に桜祭りを予定しています。今年は、ふだん立ち入りを制限している桜並木も、バスで通ってもらいます。