3月31日

今日は3月31日、3月が終わります。3月も、忙しかったですねえ。自分で忙しくしているのですが(苦笑)。
東京は、ひととき暖かくなったのですが、また寒さが戻っています。桜は見頃を迎えています。善福寺川沿いの桜も、七分咲きです。お花見には、少々寒いようでした。ご近所のハナカイドウも、きれいな花を咲かせています。

平成30年度が終わり、新年度が始まります。
学校や職場で、新入生の人たちは、大きな希望と少しの不安のなかにいるでしょうね。転勤や異動をする人たちも、新しい仕事に頑張ろうと意欲に燃えているでしょう。
ぜひ、その気持ちを持ち続けてください。

もっとも、学業も仕事も、時には難しいことも起きます。その際には悩まずに、身近な人に相談してください。
仕事での悩みなら、『明るい公務員講座』がお役に立ちます。管理職になった方には、『明るい公務員講座 管理職のオキテ』が参考になりますよ(宣伝です)。

ブログ「自治体のツボ」

ブログ「自治体のツボ」を紹介します。筆者や趣旨が書かれていないようなので、詳しくはわかないのですが。
初回「消えた地方分権」などを読むと、地方自治の現状を憂いている方のようです。
地方行政や現場のニュースなども、丁寧に追いかけておられます。かなりの頻度で更新されています。ご関心ある方は、ご覧ください。

記事についている写真は、地方自治に関係ないように思えますが。趣味なのでしょうね。

福島復興再生協議会

今日3月30日は、福島市で開かれた福島復興再生協議会に行ってきました。NHKニュース
県の代表と国の責任者たちが一堂に会して、原発事故からの復興の進捗を確認し、今後の課題を議論する場です。大臣たちが福島に出かけて、会議を開くことにしています。今日も、復興大臣、経産大臣、環境大臣の他、総務省、農水省からも政務職が出席しました。

着実に復興は進んでいますが、まだまだ先は長いです。
今日も、具体的個別の課題と、広域的中長期的な課題が提起されました。今後、それらの課題を解決していきます。
会議に出した資料は、週明けには復興庁のホームページに載せます。

厚労省再編案

日経新聞1面連載「崩壊 厚労省」、3月29日は「不祥事が阻む真の改革」でした。

・・・「単に厚生労働省を2つに分割するのではなく、国民の安心を所管する省を強化するという発想で考えてみたらどうか」。いまから約10年前の2009年5月、政府の安心社会実現会議で当時の麻生太郎首相が厚労省分割を提案していた。
麻生氏の腹案は「社会保障省」「国民生活省」に分け、内閣府や文部科学省と業務を整理するものだった。07年に年金記録問題、08年に後期高齢者医療制度導入の混乱、と不祥事が続き「厚労省は大きすぎて統治が働かない」との批判があったためだ。だが発言の4か月後、政権が交代して立ち消えになった・・・

私の主張は、厚労省を分割することが主ではなく、内閣府の消費者庁、共生社会統括官、男女共同参画局を核として、国民生活を守る部局を統合することです。結果として、厚労省の、働き方部門(労働)や家庭や子育て部門は、こちらに統合されます。「国民生活省構想」「国民生活白書」をご覧ください。

官僚の勤務の実態

NHKニュースウエッブが「官僚の妻・夫の叫び ~子どもが持てない、残業代がでない」を載せています。中央省庁の若手官僚の、残業の実態と安い給料が説明されています。原文をお読みください。

かつて「官僚は、給料も良く、身分も保障されている」とうらやましがられ、時に批判の対象となりました。いまや、実情は大きく変わっています。
給料は民間に準拠している建前ですが、難関大学を卒業し、大企業に就職した同級生たちがもらっている給料と比べると、恥ずかしくなります。原因の一つには、企業の場合は同じ学歴同じ年齢でも競争が激しく、給料の差も大きいことに対して、公務員の場合は平等性が強いこともあると思います。

残念ながら、仕事のやりがいの少ない場合、そして給料の低さを実感して、若手官僚が民間企業に転職する例が多くなりました。