年別アーカイブ:2018年

自治体向け災害対応図書

2018年4月3日   岡本全勝

最近出版された、自治体向け災害対応に関する図書を紹介します。

稲継裕昭編著『東日本大震災大規模調査から読み解く災害対応-自治体の体制・職員の行動-』(2018年、第一法規)。この本は、東日本大震災の被災自治体職員を対象としたアンケート調査結果を分析したものです。現場で経験した職員たちの声であり、それも単に羅列するのではなく、分析したことが有用です。

室田哲男著『自治体の災害初動対応~近年の災害対応の教訓を活かす~』(2018年、近代消防社)。著者は、総務省消防庁や自治体で、多くの大災害を経験しました。その経験と反省をもとに、自治体への助言をまとめたものです。

それぞれに、現場経験を基に分析を加えているので、説得力があり、全国の自治体にとって有用です。お勧めします。

大学生、勉強と読書よりスマホ。

2018年4月3日   岡本全勝

全国大学生協の「学生生活実態調査」です。
1日の平均読書時間は24分、他方でスマホをいじっている時間は3時間です。
年々減少する大学生の読書時間。遂に、全く読まない学生の割合が、半分を超えたそうです。もっとも、読んでいる学生はいるので、二分化している(といっても、読まない大勢と、よく読む少数)ということです。

調査によれば、次のようです。
授業時間を除く予習・復習・論文などの勉強時間は、1日平均50分。学部別では、文系32分、理系60分、医歯薬系73分です。
1日の読書時間は平均24分。1日の読書時間が「0分」の割合は53%です。「120分」以上は2004年から4.5%〜7.5%を推移し、「0分」が4割を超えた2013年以降も5%以上を継続。長時間読書する層が存在することにより、読む人の平均は51分です。
1日のスマートフォン利用時間の平均は177分。利用時間「0分」(スマホを持たない、または利用しない)は1%と、ほぼ全員が利用しています。

まあ、昔から学生の中には、本をよく読む学生と読まない学生がいました。驚くことはないのかもしれません。
読まなくても卒業できる。大学に籍は置いているけれど、勉強はしない。そういう学生が多いということです。多くの学生にとって、大学生活は、大いなるお遊びの時間、モラトリアムの時間のようです。
すると、本を読んで知識を得る学生、本の読み方やものの見方を身につける学生は、良くできる一握りの学生になることができます。それは、社会に出ても、財産です。
こうして、努力する人とそうでない人に差が出ます。とはいえ、全体の水準が落ちることは、良くないですよね。勤勉であることは、これまでの日本人の長所・財産だったのですから。

福島県民、復興の実感

2018年4月2日   岡本全勝

4月2日付の福島民報によると、社の県民世論調査では、県内の復興を「実感できる」と答えた人がが11.5%、「どちらかと言えば実感できる」が35.2%、あわせて46.7%です。
「実感できない」が9.9%、「どちらかと言えば実感できない」が30%、あわせて39.9%です。
実感できる人の方が、上回っています。

関係者の努力が認識されてきた、ということだと思います。実感できないと感じている人も多く、復興も始まったばかりですが、復興に携わっている関係者には、励みになることです。

避難指示解除区域、学校の再開

2018年4月2日   岡本全勝

昨年4月に、多くの避難指示区域で、指示を解除しました。それから、1年が経ちました。
各市町村で、学校が再開されつつあります。学校そして子どもたちの声は、地域にとって賑わいの指標です。

他方、楢葉町では、避難町民向けの仮設住宅と借り上げ住宅の提供が終了しました。楢葉町は平成27年9月に避難指示が解除されたので、2年半が経ちました。仮設住宅住まいと避難生活は、その方々に肉体的精神的に大きな負担です。できれば、早く解消した方が良いのです。
津波被災地域でも、順次、仮設住宅の提供を終えています。その際には、役場が丁寧に各戸を回って、行き先の相談に乗っています。楢葉町も、各世帯の相談に乗りました。

また、避難指示が出た町村が避難先で開いていた役場支所も、閉所しています。
順次、平常に戻りつつあります。

4月になりました

2018年4月2日   岡本全勝

新年度、新学期が始まりました。各地で、入学式や入社式が行われています。
新しい生活を始めた方も多いでしょう。みなさん、大きな希望と、少しの緊張感を持っていることでしょう。早く学校生活や職場に慣れて、活躍してください。
新人を迎えた職場も多いでしょう。不安な彼ら彼女たちを、優しく導いてあげてください。
あなたたち先輩も、最初は初心者だったんですから。

福島も、今日は初夏の日差し。桜も市内は満開の木が多いです。
花見山は、ソメイヨシノはまだですが、すでにいろいろな花で、見頃になっています。