道長が眺めた満月

新聞などで報道されていたので、知りました。
昨日11月23日の満月が、藤原道長が「この世をば わが世とぞ思ふ望月の 欠けたることもなしと思へば」と詠んでから、ちょうど千年後の満月だったのです。

22日夜は帰宅途中でお月さんを見たのですが、夕べ23日は忘れていました。今日24日は、福島から帰ってくる新幹線の窓から、東の空に大きな満月(に近い月)を見ることができました。

1018年、想像を絶する昔ですね。よくまあ、記録が残っているものです。
千年の間に、あのお月さんは、何回満ち欠けを繰り返したのでしょう。何人の人が、悲しみの涙目で、お月さんを眺めたのでしょう。お日様、特に昇る朝日からは元気をもらいますが、お月さんに元気をもらうことは少ないと思うのですが。
千年後の人たちは、どのような思いで、満月を見るでしょうか。日本は残っているかな、日本語は続いているでしょうかね。