ケアレスミスを防ぐ2

ケアレスミスを防ぐ」の続きです。このようなことを書いたのは、最近、そのようなことをしでかすことが、増えたからです。物忘れとともに、ちょっとした失敗が増えています。
考えられる理由は、「年を取った」ことです。物忘れや、動作が鈍くなっていることも原因になります。これは認めたくないですが、おにぎりを落とすのは、これでしょう。

もう一つ考えられるのは、「もともと失敗をしていたが、これまで気がつかなかっただけ」。これも、つらいものがあります。

さらに、これを前提に考えると、「気がついている失敗の他に、もっとたくさんの失敗をしているけど気がついていない」ことが想像されます。これも、周りの人に迷惑をかけていたら、すみません。

1週間

金曜日の夜、これを書いています。
今週も忙しかったです。土曜日曜と高松市で開かれた日本財政学会へ。月曜日夕方は、武蔵野市役所幹部研修会で講演。火曜水曜日と福島で勤務。木曜日は、京都大学へ講義に。今日金曜日は、午前中に慶應大学で講義をして、午後は福島で大臣たちと会議。とんぼ返りして、復興庁で仕事をして、夜は異業種交流会へ。
新幹線の中では、原稿書き。よく働いています。

困るのは、職場での書類や、パソコンに届いている電子メールを読む時間がないことです。復興庁は職場のメールを自宅に転送できない仕組みなので。
自宅のパソコンに届いたメールへの返信も、滞っています。酔った勢いで返事を書くと、失敗することがありますからね。「ケアレスミスを防ぐ」。土曜日曜に片付けましょう。

慶應大学、地方自治論Ⅱ第4回目

今日は、慶應大学で地方自治論Ⅱの第4回目の授業。
まず、前回説明した、予算と決算について、学生が書いた質問について答えました。なかなか良い点をついた質問が多いです。フローとストックの違いが、もう一つわからないとか。こちらも、説明に工夫を凝らします。
そして、収入の各項目の概要について説明しました。学生からは、地方税と「交付税など税金に類するもの」との違いがよくわからないとの意見がいくつかありました。これは、国税と地方税そして交付税を説明してから、もう一度お話しします。そうでないと、なぜ必要か、何が違うかがわかりませんから。

補足
読書術は、「鎌田浩毅著『理科系の読書術』
日経新聞の読み方は、「わかる日経」「電子版

小中学校でのスマホ禁止

10月23日の東京新聞が「学校でスマホOK?」を伝えていました。フランスの小中学校では、スマホを禁止したのだそうです。

・・・フランスは今年9月、すべての幼稚園と小中学校内でスマートフォンなどの使用を原則禁じる法律を施行した。勉強に集中させるとともに、校内での盗難やネット上のいじめを防ぐなどの狙いだ。世界では授業で積極的な利用を呼びかける国もあり、スマホと教育との関係は模索が続いている。
禁止されたのはスマホを含む携帯電話やタブレット端末、通信機能などがあるスマートウオッチ。仏生活環境調査観察研究所の調査によると、12~17歳の86%が携帯電話を持っており、中学生は大部分が影響を受ける。高校は学校の判断で独自に禁止できるが、すでに導入しているところは多い・・・

・・・スウェーデンでは、長時間のスマホの使用が脳や神経の発達に悪影響を及ぼすなどとして、フランス同様に禁止は定着している。2016年の調査では、10~15歳の57%が禁止に理解を示した。
ドイツでは9月、教職員組合がいじめへの懸念から、14歳以下の子どもの学校持ち込み禁止を呼びかけた。英国では学校ごとに対応が委ねられている・・・

・・・イタリアでは2007年から携帯の教室持ち込みを禁じていたが、2016年に解禁。政府は校内のWi-Fi化やブロードバンド化で、授業でも積極的に使用できる環境整備を進める。ファラオネ教育次官は「学習障害のある子どもにとっても助けになる」と述べ、全体的な学力向上が期待できるとの認識を示した。スペインでも解禁する自治体が相次いでいる・・・
・・・米国では校内への携帯電話の持ち込みを認める動きが広がっている。連邦政府機関のまとめでは、校内での携帯使用を禁じる公立学校は2009年度の91%から、2015年度には66%まで大幅に減った。
ニューヨーク市は2015年春、「子どもの安全が高まる」として携帯の持ち込みを解禁。これを主導したデブラシオ市長は父親としての経験から「保護者は子どもに電話したりメールを送ったりできるべきだ」と主張し、解禁の意義を「家族の尊重」とも述べた。・・・

原文をお読みください。

京都大学公共政策大学院で講義

今日10月25日は、京都大学公共政策大学院で、講義をしてきました。東日本大震災での経験です。あわせて、その際考えた、町のにぎわいを取り戻すこと、公共とはなにかを、お話ししてきました。京都は、さわやかな秋の空でした。

補足です。授業で紹介した拙著は、次です。
復興が日本を変える
明るい公務員講座