話し方を磨く

社会人になると、話し方が重要になります。良い教材をお教えします。
NHKラジオの「ことば力アップ」です。10月から半年間の放送です。私は放送を聞かず、テキストを読むだけですが。「テキスト
「話すのは苦手で」という方には、お勧めです。学生諸君にも、勧めています。「人前で話すことが下手です」とか「就活の面接が不安です」という学生も多いです。そのような経験がないからですね。このテキストには、「就職面接を決める話し方」も含まれているのです。

話すことは、誰でもできることです。しかし、相手に伝わる話し方となると、難しいです。『明るい公務員講座 仕事の達人編』でも、伝える技術として、話し方をお教えしました。
このテキストでも、私の教えていることと同様の趣旨が書かれています。しかし、私が教えるより、話のプロであるNHKのアナウンサーの方が、説得力があります。そして、和久田さん小郷さんが話しかける方が、相手は聞きますわな。

岩手県被災地視察3

岩手県被災地視察2の続きです。

町が津波で流され、新しく街並みを造っている地域では、いわゆる「コンパクトシティ」ができています。かつては、街並みが広がり(といっても空き家も多かったのです)、集落が点在していました。再開発の際に、住民が減りつつあることや、工事費用を抑えるために、町の中心にそれらを集めたのです。
そして、図書館や公共ホールなども。これらは、平時だと土地の買収のために、郊外に作られることも多いのです。しかし、それは町中の賑わいを寂れさせることになっていました。町の中心、駅近くに寄せることで、人が集まるようになっています。山田町、大槌町、釜石市、陸前高田市がそうです。
便利になっています。大災害からの復興が、町を集約化する機会になりました。

なお、大槌町では、高校生が、町の復興状況を定点観測(同じ場所を写真でとり続ける)しています。たくさんの地点と写真がありますが、お勧めは町の中心である「町方」です。例えば「B10」。