慶應大学、地方自治論Ⅱ第1回目

秋学期の授業、地方自治論Ⅱが始まりました。今日の出席者は116人です。まず、授業計画を話すとともに、春学期の試験の成績評価を説明しました。
問ごとに、どのような基準で採点したか、どのような答案は及第点を与えなかったかを説明しました。今日の授業の終わりに書いてもらった学生の出席カードには、「私の答案の評価の理由がわかりました」と書かれたものがありました。

そして、地方財政学とは、どのような学問かを説明しました。財政学が経済学と政治学の接点であること、地方財政にはどのような特徴があるかです。
学生の多くは、経済学や財政学を履修していません。よって、経済主体と相互の関係、経済原理だけでは達成されないことを政府が担うことなどです。
この点は、学生に新鮮だったようです。そうですね、多くの教科書は、個別の説明から入っているので、財政学が経済学や政治学でどのような位置づけにあるのか、初心者にはわかりませんよね。

今日も、学生の出席カードには、様々な質問が書いてあります。来週は、このいくつかにも答えましょう。今日配った相模原市の住民向け情報誌「ナイスガイドさがみはら」は、来週使います。持ってきてください。