事故を起こした際の説明

8月12日、大阪府警富田林警察署の留置施設から犯人が逃げた事件が、世の中を騒がせています。周辺の住民は、心配でしょうね。連日、報道が続いています。
ところで、警察署はどのような対応をして、どのような説明をしているのか調べようと、署のホームページを見てみました。
富田林警察署のホームページには、8月19日朝でも、この件については一言も載っていません。大阪府警のホームページには、「加重逃走事件の犯人を捜しています」というお知らせが載っていますが、犯人に逃げられた経緯や対応についての説明はないようです(見逃していたらすみません)。

これに対して、環境省の対応は、素早かったです。平成23年に環境省に送りつけられた放射性物質に汚染された土壌を保管していたのですが、誤って廃棄したようです。
それがわかると直ちに(8月14日)、官房総務課長と会計課長が記者会見を開き、事情の説明とお詫び、今後の対応を説明しました。ニュースでご覧になった方も多いでしょう。概要については、環境省のホームページに載っています。

事故や事件は起こさない方が良いのですが、起きた際の対応は、その組織の力量が問われます。