長野市役所職員研修

今日は、長野市役所まで、職員研修の講師に行ってきました。約300人の管理職の方が、熱心に話を聞いてくださいました。
皆さん、部下職員、後輩の育成に悩んでおられます。そして、働き方改革が求められています。さらには、国や県の指示を待って仕事をしておれば良かった時代から、自ら課題を見つけ、解決しなければならない時代になりました。この30年間で、企業も自治体も、置かれた環境が大きく変わりました。
いつものように、私の失敗談と、そこから得た教訓をお話ししました。具体性があって、わかりやすいと思います。

久しぶりの長野市なので、朝早い新幹線で行って、町を案内してもらいました。善光寺の門前で、町の活性化に取り組んでいる実例を見てきました。
街並み保存や景観行政は、全国に行き渡りました。しかし、建物と道路を整備しても、そこでなりわいが成り立たないと、にぎわいは続きません。街づくり行政も、新しい段階に入っています。
うれしいことであり、少々残念なのは、活躍しているのは若者、ヨソ者であって、市役所の公務員の姿が見えないことです。補助金行政では、にぎわいは戻りません。
市役所の椅子に座っているのではなく、また私の講演を聴くより、町で具体の活動をした方が、効果がありますよ。しかしそれは、座っていることより、しんどいことです。