高校生の生活、外国比較

ニュースが、日本の高校生はアメリカや中国、韓国の高校生と比べて自己肯定感が低い傾向にあるという調査結果を伝えていました。国立青少年教育振興機構の調査です。「報告書」。「高校生の心と体の健康に関する意識調査―日本・米国・中国・韓国の比較―結果の概要

日本の高校生の7割は、朝ご飯を毎日食べています。アメリカが3割、中国と韓国が4割に比べて、健康的です。欠食の回数も少ないです。家族と食事をするとき会話をしている割合も、高いです。
6時半までに起床する者の割合は5割で、中国やアメリカに比べて低いです。韓国はもっと低いですが。24時以降に就寝する者の割合も5割弱で、中国やアメリカに比べて低いです。韓国はもっと夜更かしです。

「落ち込む」ことがあると感じた者の割合は他国に比べやや高いのですが、「寂しい」「神経がたかぶり心が安定しない」「眠れない」「物を投げたり壊したくなる」割合は4か国の中で最も低いです。
しかし、「私は価値ある人間だと思う」が4割強、「いまの自分に満足している」が4割と、他の3か国が前者は8割前後、後者は7割前後であることに比べ、極端に低いです。ただし、7年前に比べて日本での割合は高くなっています。