学校への満足度上昇

4月5日の朝日新聞に、朝日新聞社とベネッセ教育総合研究所が共同で実施する「学校教育に対する保護者の意識調査」が載っていました。それによると、
・・・子どもが通う学校について「とても満足している」「まあ満足している」と答えた保護者は計83・8%だった。過去の調査の「満足度」をみると2004年73・1%、2008年77・9%、2013年80・7%となっており、年を追うに連れて上がっている。
内訳では「まあ満足」が70・3%で調査開始からほぼ横ばいが続く。一方、「とても満足」は13・5%で、2004年の4・9%から上昇し、「あまり満足していない」は2004年の20・6%から11・8%まで減った。また、小中学校を比べると、小学校の満足度は86・8%で、中学校の77・8%より、9・0ポイント高かった・・・

・・・お茶の水女子大の耳塚寛明教授は「満足度が上昇を続けているのは、学校の方針や指導状況を保護者に丁寧に伝える活動が定着してきたことが影響しているのではないか。かつての『上から目線』ではなく、保護者の声をきちんと聞く姿勢が浸透したことも高評価の要因だろう」と話す・・・

結構、保護者の満足度は高いのですね。教育内容とともに、保護者の声を聞く姿勢が高い評価になっている、との解説は納得します。