日本人と香水

3月28日の朝日新聞夕刊「あのとき・それから」は「1987年 香水プワゾン、日本でブーム 濃厚な香り、バブルの記憶」でした。
吉岡康子さん・日本フレグランス協会事務局長の発言から。

・・・衛生環境が向上し、人間が生きているゆえのにおいを香水で打ち消す必要はなくなり、コミュニケーションツールとしての期待が高まっています。自分らしさをさりげなく語り、心を落ち着けたり仕事への意欲を高めたりもできる。嗅覚は脳に直接的に働きインパクトをもたらすので、付け方には注意が必要。胸から上、顔の近くは周囲の人の鼻に近いので避け、なるべくウエスト、腿(もも)の内側、ひざ裏、足首など下半身にスプレーします。季節によって香りのタイプや量を変えることも大切です。
「モテる香り」とよく言われますが、日本人は実はそれほど「モテ=恋愛」を望んでいるのではなく、むしろ仕事や付き合いの中で、そこはかとなく「好印象」を演出したいのではないでしょうか? 上手な使い方をマスターして、香水を楽しんでいただきたいと思います・・・

先輩に、さわやかな香りの人がいます。香水は匂いがきついので、私には無理ですが、時にオード・トワレは使っています。専門家に選んでもらいました。