東京は寒かったです。雪が降り、少し積もりました。3月21日お彼岸の日にです。早咲きの桜の上に、雪が降っていました。
キョーコさんと、美術館巡りを決行。
新国立美術館の「ビュールレ・コレクション」。私は印象派が好きなので、良かったです。これを、20世紀の前半に、一人で集めたとは。財閥でもなく、公務員の息子が銀行家の娘と結婚し、実業家になってです。軍需産業で儲けた、ナチスの「退廃芸術批判」(で購入しやすかった?)という背景があったとしても。
泉屋博古館の「木島櫻谷」も、よいですねえ。夏目漱石が、けなしたらしいですが。
それにしても、学生の頃に習わなかった良い日本画家って、たくさんいますねえ。西洋の画家はたくさん教えてもらったのですが。私が知らなかっただけかもしれません。
月別アーカイブ: 2018年3月
放射線量計の配置縮小
原子力規制委員会が、福島県内に設置している放射線量計の台数を縮小することを決めました。朝日新聞の記事(3月21日)を引用します。順次、平常に戻りつつあるしるしです。
・・・原子力規制委員会は20日、福島県内の小学校や公園などに設置している放射線量計約3千台のうち、空間線量が低い地域の約2400台を減らす方針を決めた。東京電力福島第一原発事故から7年が経ち、除染が進んで線量が目安の毎時0・23マイクロシーベルトを下回る地点がほとんどとなったほか、線量計の耐用年数が迫っていることなどから、配置を見直す。原発周辺の線量計は維持する方針だ・・・
・・・維持に年3億6千万円かかっているほか、地元住民からは「線量計があると、ここは線量が高いのかと思われる」といった声が出るようになったことから、3年かけて600台規模まで減らすことにした・・・
『明るい公務員講座 仕事の達人編』
新著『明るい公務員講座』(2018年、時事通信社)
時事通信社、アマゾン、紀伊國屋、ジュンク堂 三省堂
「明るい公務員講座」第二弾です。
前著『明るい公務員講座』では、仕事の基本をお教えしました。本書では、次の段階に進むため、「できる職員」「仕事の達人」になるためのこつをお教えします。中堅職員、課長昇格を目指している職員向けです。上司から見た、できる職員の「評価基準」をお見せします。
できる職員とは、早く適確に仕事ができる職員です。「能率」と「質」を上げなければなりません。第1章と第2章が、能率を上げる方法です。第3章と第4章が、質を高める方法です。そして、第5章が、あなたの仕事を支える生活です。
特に、働き方改革のために、職場の無駄をなくすことについて、1章を充てました。職場の3大無駄は、会議、資料作り、パソコンです。あなたの職場でも、思い当たる節があるでしょう。
連載「明るい公務員講座」と「明るい公務員講座・中級編」から、関係部分を編集しました。この本を読んで、あなたはどの点が合格か、どの点が足らないかを点検してください。そして、どのような勉強をすれば良いか、参考にしてください。今回も、楽しく読んで、できる職員を目指しましょう。
「補足説明」
目次
第1章 仕事の達人になろう
第1講 できる職員 第2講 第一人者になろう 第3講 後輩を育てる
第2章 無駄をなくすスマート仕事術
第4講 会議に時間を取られない 第5講 時間をかけない資料作り 第6講 パソコンに使われない
第3章 考える力
第7講 判断力を養う 第8講 知識の多さと視野の広さ 第9講 専門分野を持つ
第4章 伝える技術
第10講 話す技術 第11講 書く技術 第12講 私の作文術 第13講 人を動かす
第5章 ワークライフバランス
第14講 二人でつくる家庭 第15講 2枚目の名刺 第16講 人生を企画する
朝日新聞「しつもん!ドラえもん」、地方自治編
朝日新聞1面右下に「しつもん!ドラえもん」という、子ども向けのクイズが連載されています。
最近は、「ちほうじち編」です。
3月20日の問は「自治体の収入の差を埋めるために、国が地方に配るお金のことを何というかな?」でした。
ありがとうございます。地方交付税の宣伝をしていただいて。
でも、小学生に分かるかな。
田中俊一・前原子力規制委員長、「避難指示解除が遅い」
月刊『文藝春秋』4月号、田中俊一・前原子力規制委員長の「私はなぜ飯舘村に移住したのか」の続きです。
・・・なぜ避難指示の解除まで6年もかかってしまったのか。これは、明らかに政府の失敗です。 そもそも、国は避難指示の解除について、年間積算線量が20ミリシーベルト以下になることを条件として掲げていました。その基準であれば、5年前にはほとんど全員が帰ることができたはずです。しかし世間では、国が長期的な目標とした年間1ミリシーベルトを目指すべきだという声もあった。そのために、国はいざとなると「年間20ミリでは地元が納得しない」という理由で、ずるずると避難指示解除を先延ばしにしたのです・・・