仕事の敵、会議と電子メール

日経電子版に「メール10時間、会議23時間 大企業病の病巣を断て」(2017年11月22日付け)が載っています。職場で仕事の邪魔をするのは、会議と電子メールだと指摘されています。やっぱり。
・・・ベインが米マイクロソフトの労働環境分析ツールを活用してグローバル企業308社を対象にした調査では、管理職の1週間の平均労働時間は46時間。そのうち会議が23時間、メールが10時間(オンラインのチャットも含む)。彼らが会議や電子メール対応を除いた1週間のうち自分でじっくり物事を考えられるのは、約13時間しかない。
その時間も、20分おきに雑用に追われたり、新たに届いたメールに返事したりなど、中断されてしまい、集中できるわけではない。
「40年前の管理職は、1年で約1000件やりとりをしており、ほとんどは電話だった。しかし、今のエクゼクティブは1年で約3万件のメールに対応している」とガートン氏は指摘する・・・

労働時間のうち半分が会議とは、驚きです。それで物事が決まって進むのなら良いのですが。記事の後半を読んでもらうと、日本式会議の非効率が書かれています。
私が連載「明るい公務員講座・中級編」(8月21日から9月25日、職場の無駄)で、書いたとおりです。私は、それに資料作りを加えて、3つの無駄をあげました。また、それへの対処方法もお教えしました。参考にしてください。