週末に、連載「明るい公務員講座・中級編」第42回を書き上げました。中級編の最終回で、「課長であることと課長をすること」という内容です。先週、右筆に原稿に手を入れてもらい(ズタズタにされ)、それを参考に加筆しました。
このあと、編集長に見てもらい、校閲さんに手を入れてもらいます。活字になるのは、11月20日号の予定です。
中級編は昨年10月3日号から始めたので、1年以上になります。初級編は、2015年11月9日号から始まっているので、そこを起点にすると2年です。よく書いたものです。
元になる小冊子(1996年、富山県)があったので、粗々の内容はありました。それを基に、「半年くらいは続くかな」と思っていたのですが。書いているうちに、「あれも書こう」「これも書いておこう」と連想ゲームのように、広がりました。40歳の県庁総務部長に比べ、その後にいろいろ経験した60歳の事務次官は、得た知識が増えたということでしょう。
大まかな構成は考えて着手したのですが、細部は走りながら考えました。連載とは、そんなものです。しかし、毎週締めきりに追われないと、これだけの量、そして内容は書けません。
これで来週の締めきりが来ないと思うと、ほっとしています。毎週の締めきりは、肉体的にも精神的にも重たいです。
書きかけの原稿を鞄に入れ、新幹線の中や隙間の時間に、少しずつ書きます。まとまった時間は、土曜日曜しか確保できないので、そこで文章に整えます。「締めきりに追われる人生だ」と自嘲しています。これで余裕ができるとともに、さみしくなりますかね。