休み明けは忙しい

15日から23日まで、休みを取りました。予想通り、休み明けの今日は忙しかったです。秘書が事前に渡してくれた予定表は、真っ白だったのですが。
帰りの飛行機中で、日本に帰ったら処理しなければならない事項を、書き上げておきました。それを片付けることと、たまった電子メールを処理しようと考えていました。
しかし、職場に着くと、次々と報告や説明が入ります。それだけ仕事が進んだということです。ありがたいことです。

他方で、電子メールの処理が、進みません。私用メールは、パソコンを持っていって毎晩処理したのですが、職場パソコンはメールを転送してくれないのです。事情を分かっている人は、職場と自宅にCCしてくれているのですが。
リストアップした処理事項とメールのうちから、急ぎのものを優先し、片付けました。残りは、明日処理しましょう。

時差ぼけを心配していたのですが、今日は、思ったほどではありません。仕事をしていると、そんなことも言っておられません。
アメリカ東海岸との時差は、13時間。ちょうど夜と昼が逆転します。若い時は困ったのですが、歳をとると鈍感になるのでしょうか。それとも、明日以降に出てくるのでしょうか。

明るい公務員講座・中級編33

『地方行政』連載「明るい公務員講座・中級編」の第33回「職場の無駄(1)会議その1」が発行されました。
前回までで、日本が先進国に学び、豊かになるという目標を達成したことで、仕事の仕方もこれまでとは変わる事情を説明しました。今回からは、仕事の仕方の改革を具体的に説明します。
仕事の改革には、「発想の改革」と「働き方の改革」の二つがあります。まず、わかりやすいところから、働き方の改革についてお話ししましょう。

その対策の第一として、職場の無駄、特に3大無駄を取り上げます。それは、「会議」「資料作り」「パソコン」です。
皆さんも、「こんな会議は無駄だなあ」と思ったことがあるでしょう。拙著『明るい公務員講座』では、「会議は仕事の敵だ」と書きました。今回は、さらに突っ込んで、何が無駄なのか、なぜ無駄な会議が生まれるのか、どうすれば無駄を省くことができるかを、お教えします。仕事の仕方について書かれた本は多いですが、このような内容を書いたものはあまりないでしょう。
今回の内容は、次の通り。
目標が変わると仕事の仕方が変わる、三つの無駄、何のための会議か、会議を開かない、参加者を絞る、時間を限定する。

夏休みを取りました。

長らくお休みをいただきました。その間、このページを訪ねてくださった方も多かったようで、カウンターも上がっていました。お詫びします。

夏休みをとって、キョーコさんと、アメリカ(ボストン、ワシントン、ニューヨーク)に行ってきました。
海外旅行も久しぶりですが、私的な旅行は20年前に両親を中国に連れて行って以来です。さらに、キョーコさんと海外旅行に行くのは、35年前の新婚旅行以来です。
当時私は27歳。「40歳になったら、また海外に連れて行く」と約束しながら実行せず、ようやく約束を果たしました。
「退職したら、罪滅ぼしのために、夫婦で海外旅行」というのが、知人たちの「お約束」のようです。私は、去年夏に事務次官を退任したのですが、そのまま非常勤の国家公務員(福島復興総局事務局長)になって、夏休みどころではなかったのです。
今回は一大決心をして、実行しました。娘婿と息子がこの夏同時に、ニューヨークとボストンに留学したので、彼らに会いに行くという大義名分も立ちました。

肝冷斎からは、「旅行中も、見聞を実況中継しなさい」と指示を受けていました。このホームページを加筆できるように、パソコンも持って行ったのですが。せっかく仕事を離れて、奥さん孝行の旅行しているのに、そんなことは忘れた方が良いですよね。
とはいえ、全くの音信不通は仕事で迷惑をかけるので、ホテルで毎晩、電子メールの確認はしました。残念なことに、何かと連絡が来ました(苦笑)。便利といえばそうですが。日本からの電話は、携帯電話が一度だけ鳴りました。「いや~、今アメリカなんですわ・・・」とお詫びしながら、仕事の話をしました。
彼の地で考えたこともありますが、おいおいこのページに書きましょう。

アメリカ旅行1・見物」に続く

謝罪の経済学

日経新聞経済教室が、「謝罪の経済学」を載せています。8月10日は大竹文雄・大阪大学教授、11日は平野晋・中央大学教授です。
お金を払わなくても、謝罪することで、相手がなぜ許すか。また、言葉だけでは駄目で、本気度が重要などが、解説されています。このような分析もあるのですね。
アメリカ各州で、アイムソーリー法が制定されていることを、知りました。お読みください。