発掘された日本列島展2017

今年も、「発掘された日本列島展」が始まりました。私は今日11日、文化財調査官による解説の時間を見計らって行ってきました。

毎年、「こんなものが埋まっていたんだ」と驚く発掘品が並んでいます。
年間、8千件にものぼる発掘調査が行われています。「厄介なものがでてきた」といって、壊して捨ててしまわず、このように調査され報告されるのは、国民の意識のおかげです。
今回展示されている宮城県での発見は、道路建設予定地で見つかったものです。その価値の大きさから、建設計画を変更して、遺跡を残して道路を変更するそうです。

おなじみのM調査官の解説は、丁寧で明快です。一人で展示品と解説文書を読んでいるだけでは、分かりませんね。解説は、土曜日曜の午前午後に行われます。お勧めします。
東京では7月23日まで。そのあと、全国を巡回します。