慶應大学での講義開始2

今日は、公共政策論の授業第1回でした。
80人収容の教室が、授業中にどんどん埋まって(遅れてくる学生もいて)、ほぼ満員でした。資料は80部印刷して持ち込んだのですが、25部余りました???。学内ネットに資料を掲載してあるので、それを印刷した学生がいるのでしょうか。
先日の地方自治論の授業では「学内ネットで、資料を見ることができません」と言われたので、教えてもらったように「履修者のみ」という制限を外しました。今日、学生に聞くと、見ることができるそうです。まずは、一安心。
皆さん、熱心に聞いてくれました。朝9時からの授業に出席するのですから、それをもってしてもまじめです。私の話も、調子よく進みました。

第1回目なので、授業の進め方、私が伝えたいこと、公共政策のうち何を中心に話すかを、お話ししました。また、新聞を読むことと、読み方を教えました。これから社会人それもリーダーになる人たちですから、早く毎朝新聞を読む癖をつけて欲しいです。授業終了後に、さらに突っ込んで読み方を聞いてきた学生がいました。「毎朝2紙を読んでいるのですが、時間がかかって大変です」と。来週、そのコツをお教えしましょう。来週の準備を手伝ってくれたI君、ありがとう。
授業中に紹介した本は、阿川尚之著『アメリカン・ロイヤーの誕生』(1986年、中公新書)です。君たちの先輩で、慶応大学の教授も務められました。少し古くなりましたが、勉強になります。また、欧米の大手メディアの日本語版ニュースサイトについては、こちらを見てください。