今週も終わりました。

きょうは金曜日。1週間が終わりました。今週まず月曜日は、放課後に慶應大学法学部大学院で講演。火曜日は、福島で勤務。水曜日は、宮城県南部被災地を視察。木曜と金曜日は、東京で勤務。今日夕方は、総理と面談。家に帰ってきて、少しほっとして、この文章を書いています。
その間に、さまざまな相談事や依頼があり、それなりに片付けました。すべてがうまく行ったわけではありません。できるものはそうして、できないものは早く「できませんでした」と返事する。これが、抱え込まない秘訣ですね。私のところに持ち込まれる相談は、うまく行かないから持ち込まれるものなので、そう簡単には片付きませんわ。それでも、「全勝に頼んでみるか」と思っていただいていることを、感謝しましょう。
今週は、夜の意見交換会も余り飲まずに早々に切り上げ、家に帰って原稿書きに励みました。来週までに、連載の続きと、単発で引き受けた原稿2本の締めきりが来ているのです。単発ものは、1つは完成させて送付しました。もう1つは粗々できた段階で送って、見てもらっています。連載は2週間分を書き上げ、右筆に見てもらいました。いつものように、彼は楽しんで「ズタズタ」に手を入れてくれたので、週末に加筆します。これで、原稿の債務は乗り切れそうです。
しかし、「明るい公務員講座」を単行本にするゲラが戻ってきたので、これを見なければいけません。そして、年賀状が待っています。

明るい公務員講座・中級編7

『地方行政』連載「明るい公務員講座・中級編」第7回「企画と立案(1)改革は課長の任務」が発行されました。前回までは、部下の仕事を管理することについて説明しました。しかし、部下の仕事を管理するだけでなく、事務を改善することや、新しい課題に取り組むことも、課長の重要な仕事です。課長が指示をしなくても、職員は仕事をします。しかしそれは、既に与えられている課題や定例業務です。変えること、新しいことに取り組むのは、課長です。今回の内容は、次の通り。
変えることで付加価値をつける、残業を減らす、仕事を改善する、事業の縮小と廃止、外の敵と内の敵、故郷に残るか新天地を目指すか。