新しいサイトへの移行作業

新しいサイトを作成中です。現在のサイト「岡本全勝のページ」(Niftyのcoocan)は、自宅のパソコンで作成、管理しています。外からは、加筆できないのです。そこで、「社長」(このホームページのお医者さんです)にお願いして、新しいサイトを立ち上げてもらいました。

問題は、これまで書き連ねた記事を移植する作業です。容れ物は社長が作ってくださり、大方の過去記事を移植してくださいました。かなりの重労働です。ありがとうございます。残りは、私がぼちぼち移植させる予定です。めどが立ったら、Niftyのcoocanから、こちらに全面的に移行する予定です。(2016年10月23日)

 

 

戦後日本の民主主義思想

宇野重規編『リーディングス戦後日本の思想水脈3 民主主義と市民社会』(2016年、岩波書店)を紹介します。このシリーズは、戦後日本の思想を、名著名作のアンソロジー(選集)でたどるものです。集められた論文は、それぞれの時代を切り取り、また後世に与えた影響において、読み直す価値があります。また、宇野先生がどのような考えでこれらを選ばれたか、それも勉強になります。
お勧めは、巻末についている、宇野先生による解説「民主主義と市民社会の模索」(p279~p321)です。実は、私はこの部分しか読んでいない、ここを読むために買ったのですが。
日本人が、戦後改革で受け取った民主主義をどのように考え、育ててきたかがよくわかります。そして、識者が考えた理想的な民主主義や市民社会像と、現実とが違ったことも。見出しは次のようになっています。
Ⅰ敗戦からの再出発、Ⅱ民主主義の諸構想、Ⅲ大衆と市民社会、Ⅳ戦後民主主義の問い直し、Ⅴ新たな民主社会像を求めて、Ⅵ政治空間の行方。(2016年10月22日)

早い1週間

今週も、あっという間に過ぎました。困ったものです、気がつくと、金曜日です。
今週は、月曜日は大阪へ、火曜と水曜は福島勤務、木曜と金曜が東京で勤務でした。その間、毎日異業種交流会やらがあって・・・。この移動が、時間が経つのが早いと感じる要素の一つのようです。じっくりと落ち着いて、一つのことができないのです。
仕事場には、いろんな方が訪ねてきてくださり、またいろいろと相談が持ち込まれます。電子メールでも、たくさん。まあ、それが仕事なのですがね。秘書が、来週と来月の日程を打ち合わせてくれるのですが、どんどん予定が埋まっていきます。ありがたいことです。
本業の他に、次の講演の準備も必要ですし、原稿の締めきりも追いかけてくるし。懲りずに、次の企画を考えています。ははは・・。(2016年10月21日)

明るい公務員講座、お役に立ちました

ある自治体職員の方から、「連載『明るい地方公務員講座』を読んで、助かりました」とのお便りをいただきました。お便りからの抜粋です(原文を少し改変してあります)。
・・・仕事が忙しく、少し体調を崩しました。仕事への取り組み方、人間関係、いろいろ不安や悩みもありました。
ちょうど「明るい公務員講座」の連載が始まりました。この連載を読んで、「あの岡本さんでも悩んでいたんだ」と思うと、気持ちがとても楽になりました・・・とのことです。
・・・「超勤をたくさんしている職員が優秀な職員だ」といった幻想にとらわれていましたが、今は、どうやったら効率的に業務を片付けられるか、忙しい上司をどうやったら上手く納得させられるかを考えるようになりました・・・とも。
うれしいですね、拙稿が少しでもお役に立てば。
皆さん、いろいろなことで、悩んでいるんですよね。本人にとっては、とても重大なことなのですが、経験した者からすると、「な~んだ、そんなこと」と言えるのです。私も悩んで、ここまでたどり着きました。連載は、その反省と学習の記録です。(2016年10月20日)

辞書の販売部数の減

朝日新聞10月17日夕刊「辞書、紙の逆襲 読ませる英語、部数伸ばす」に、次のような数字が載っていました。
・・・全国出版協会・出版科学研究所の「出版指標年報」によると、1993年に約1500万冊だった紙の辞書の推定販売部数は、2000年代に入ると電子辞書に押されて急減。12年には約600万冊にまで落ち込んだ・・・
学生は昔も今も、辞書を買うと思うのですが。買わなくなった人は、どのような人たちでしょうか。(2016年10月20日)