昨日、(原発事故と心の健康)を書きました。読売新聞10月6日「医療ルネサンス。福島 回復する力」に載っている、前田正治教授のインタビューを書くのを忘れていました。
・・・全体としては回復に向かっているいるものの、過去の自然災害と比べると、その歩みは遅い。中には悪化している人もいます・・・
・・・回復を阻害する二つの要因も、最新の研究で見えてきました。放射能に対する不安が強い人、高齢な人ほど抑うつ傾向が高くなる傾向があります。不安を持つのは当然なこと。ただし、心身の健康を損なうほど自分を追いつめないでほしい。また、家族や友人、近所づきあい、支援者との関わりなどが乏しい人ほど回復が遅いことも明白です・・・(2016年10月14日)