今日は、福島県飯舘村まで、交流センターの開館式典に行ってきました。村は、阿武隈高地にあるきれいでのどかな村ですが、原発事故の影響で、全村で避難を余儀なくされています。帰還準備が進み、来年3月に避難指示を解除し、帰村することが決まっています(一部地域を除く)。
菅野村長との付き合いは、5年になります。当初から、この方はすごい方だと尊敬していました。強い信念で住民を取りまとめ、村に戻るのだと頑張ってこられました。会う度に、叱咤激励されます。頭が下がります。今日は、祝辞の中でそんな話もしました。
除染やインフラ整備が進んでいますが、生活を取り戻しにぎわいを戻すには、さまざまな条件が必要です。今日開館した交流センターも、住民のつながりの拠点となることが期待されています。
今日はお盆。飯舘村のご先祖さんたちが、交流センターの空の上から見てくださっているのだなあと、空と雲を見上げながら考えていました。高原なので昼の気温は26度、吹く風はさわやかで、気持ちよかったです。福島市内に降りてくると、31度でした。お盆の土曜日とあって、行きの新幹線は超満員でした。