発掘された日本列島

昨日土曜日もいろいろ雑用があったので、今朝は5時に起きて、連載原稿の執筆。午前中は、孫のお相手。これが一番疲れます。
午後からは、まずは上野の国立博物館へ。日本と韓国の2つの半跏思惟像が特別展示されています。1400年前に、これだけの表情豊かな仏像が作られたのですね。そして、残っているのです。残念ながら、韓国の仏像はどのように伝世したか不明のようです。
そして、14 時30分には、両国の江戸東京博物館へ。今年も「発掘された日本列島」を見るためです。15時から文化庁の専門家による解説があるので、それまでに一通り見ておくのです。今年も、びっくりするような品がたくさん並んでいます。震災復興の過程で発見された文化財も、たくさん展示されています。そして、いよいよ15時からは、K調査官による解説。毎年M調査官の解説を楽しみにしているのですが、今年は私の日程が合わず。K調査官の解説も、とても良かったです。テーマを設定して、その角度から主な出土品の意味を教えてくれます。展示品とそれに付いている解説文を読んでいるだけでは、絶対わからないことばかりです。一緒に聞いていた観客たちも、一様に頷いていました。
お薦めです。ぜひ、調査官の説明のある土日(+金曜)のその時間帯に、行ってください。日時は、ホームページの下に載っています。その後、全国を巡回します。