今日は、復興5周年企画の一つである、「現場場で役立つ復興論文大賞 表彰式」に行ってきました。これは、地域創造基金さなぶりが企画した、学生等を対象とした論文コンクールの表彰式です。趣旨が、「現場で役立つ復興論文」です。企画書(募集要項)から引用します。
・・・「研究成果から浮かび上がる、次の5 年の課題や挑戦とは」
東日本大震災発災後、多くの研究者の方々が、被災地の住民や暮らし、支援活動や震災に関わる様々な調査・研究に取り組まれているかと思います。その調査・研究の成果は、2016 年以降の東北の次の5 年において、地域が何を注視すべきかを浮かび上がらせる、極めて重要な資源・情報であると考えています。
本事業は、研究者の皆さま方が調査を通じて明らかになった事実や成果、あるいは課題等を、各地域の行政、NPO、住民の方々へ伝える橋渡しのようなプロジェクトを目指し、まずは広く研究者の方々にご関心を持って頂き、その研究結果としての論文や論稿を投稿頂きたいと考えています・・・
・・・解決策が明確でないケースでも、そこに課題が存在していることが明らかになるだけでも大きな価値があると考えています・・・
そうですよね、せっかく多大な労力とお金を費やした研究が、それぞれの発表だけで終わっては、もったいないです。先日の児童生徒作文コンクールといい、良い知恵を出す人がいますねえ。入賞作品は、なりわい、つながり、伝承など、インフラ復旧にとどまらない広がりがあります。作品は追って、ホームページに載るようです。参考にしてください。