日本学術振興会(村松岐夫先生ほか)による東日本大震災学術調査プロジェクト「大震災に学ぶ社会科学」の第7回配本、第5巻『被害・費用の包括的把握』が発刊されました。今回の大災害について、さまざまな角度から見た、被害と費用の分析のようです。
月別アーカイブ: 2016年3月
被災した中堅企業の再建
日経新聞の調査によると、東日本大震災の被災地の中堅中小企業100社の4割が震災前の売上高に回復しています。回復した企業の4割が海外事業を拡大するなど、新市場の開拓に力を入れています。3月11日付け「被災企業4割 売上高戻る」。
売上高が回復した企業は4割ですが、約8割の企業は2020年度までに回復するめどが立っています。課題は、人手不足です。
災害時の被災者支援、フォーラム
3月18日に、神戸の人と防災未来センターで、防災フォーラム「これからの災害に自治体はどう備えるか」が開かれます。紹介しようと思っていたら、満員になりました。
明るい公務員講座、第14回
連載「明るい公務員講座」第14回が、出ました。今回から第2章「自分を磨こう」に入り、第1節は「視野を広げよ―知識と判断力を養う」です。その第1回分として、「職業人として自分を磨き能力を上げる」です。同じように採用され、仕事をしているのに、職員の間には能力に差がつきます。では、どうしてそんなことが起こるのか。どうしたら有能な職員になることができるのか。そのコツをお教えします。上司と職場は、あなたに何を期待しているのか、そしてどうしたら評価が上がるかです。内容は次の通り。
有能な職員とは、人事評価、評判、お手本になる先輩と人間修養道場、先輩との差、第一人者になる、定期試験、困った天動説。
なかなかお目にかかれない内容だと思います。
ところで、連載当初は、毎回2ページくらいの分量を考えていたのですが、今回は何と一挙4ページ掲載です。編集長の判断ですが、たくさん書いた原稿が次々と活字になると、書きためた原稿がどんどん減っていくのです。うれしいような、困ったような・・・
グーグルの貢献
Googleが、震災から5年の特別サイト「未来への記憶、未来への学び」を開設しました。震災発生直後からの様子や、グーグルの活動を通して見る様々な記録を見ることができます。ご覧ください。