きょう3月30日夕刻、「産業復興の推進に関するタスクフォース」を開催しました。今回の災害復興では、産業となりわいの再生のために、これまでにない取り組みをしています。仮設店舗や工場を無料で貸し出すとか、施設や設備の復旧に補助金を出すとか。その結果、施設設備と生産活動は急速に復旧しました。しかし、新たな課題も見えてきました。資料3―1の2ページ目に、それらを総括してあります。それを踏まえて、新たな課題に取り組むこと、そしてその手法を示しました(1ページ目)。産業復興の加速化(売り上げの回復と本設商店への移行など)、農林水産業の再生、観光振興(新たに見えてきた課題です)、原発災害からの再生の4つです。詳しい分析や取り組みは、資料1、資料2をご覧ください。
ところで、役所は、予算や新規事業を作ると、「こんなことをやります」と公表します。しかし、翌年に「その結果、ここまで成果が出ました」と公表することは、少ないようです。事業ごとにポンチ絵を作るのですが、それはほとんどが「これからやります」という内容です。「これだけ成果が出ました」というポンチ絵は、あまり見ませんねえ。今回は、資料の2ページ目のようなわかりやすい成果を、職員が作ってくれました。ありがとう。