先日の「劣等コンプレックス」に続いて、今度は優越コンプレックスについて。テキストp46~。
・・・自分を実際よりも優れているように見せようとするのが、優越コンプレックスを持つ人の特徴といえます。本当に優れている人は自分を誇示したり自慢したりしませんが、優越コンプレックスがある人は、背伸びをして自分を実際よりも大きく見せようとします。学歴や肩書きを誇示したり、高価なブランド品で身を飾ろうとしたり、過去の栄光にすがりつき、自分が輝いていた時代の話ばかりする人、知り合いの手柄をまるで自分のことのように自慢する人も優越コンプレックスがあると考えてよいでしょう・・・
・・・そのような人は他者からどう見られているかを気にしますが、実際には、自分が思っているほど誰も自分に期待も注目もしていないはずです・・・
・・・また、優越コンプレックスを持つ人の中には、自分のことを自慢するのではなく、他者の価値を貶めることで、相対的に自分を上に置こうとする人もいます。例えば、仕事とは無関係のことで部下を理不尽に叱りつける上司がそれです。彼らは、仕事の部分では自分は優れていないと思っているので、部下を叱りつけて優位に立とうとするのです・・・
わかりやすいですね。あなたの周りにも、思い当たる人がいるでしょう。ご関心ある方は、テキストをお読みください。本体価格524円です。こんな安さで、大変な勉強になります。
月別アーカイブ: 2016年2月
田村市復興応援隊
日経新聞、2月27日、特集「福島のあす」が、田村市都路地区で活躍している復興応援隊を紹介しています。総務省の「復興支援員制度」を活用して、地域外から若者が応援に入っているのです。応援隊は、NPOが市から受託しています。田村市復興応援隊のホームページ。
帰還の際には家の片付けなど、大雪の際には除雪、そして直販所のお手伝いなど。高齢化と過疎化が進む地域での、一つの対策になると思います。
地元の優れた産品
昨日、秋葉原に行ったついでに、「日本百貨店しょくひんかん」をのぞいてきました。「しゃれた容器」を見るためです。パンフレット通りの、しゃれたデザインでした。中身の食品も、工夫してあります。
ところで、この売り場は、JR秋葉原駅北の高架下です。全国各地から選ばれた地元産品が並んでいます。お薦めです。一度見に行ってください。こちら(百貨店)も、面白そうです。
百貨店と言えば、かつては、ヨーロッパからの舶来品を買いに行くところでした。でも、今やあらゆるものが、日本製が最高級になりました。イギリス製やフランス製と言っても、特段珍しくもなくなりました。すると、目利きの人は日本国内の逸品を選ぶのでしょうね。そして、アジアからの観光客です。日本人の知らない観光地、食堂、優れた品物を選んでいるようです。海外からの観光客に教えてもらう、日本の良さですね。
そして、この百貨店は高架下にあるように、立派な建物ではありません。品物で勝負しています。眼や舌が肥えた人たちは、これを選びそうです。このような店は、これから、はやりそうな気がします。他方で、百貨店は、アジアの人が高級品を買いに来る店に特化するのでしょうか。
部下の仕事の進行確認
古くなって申し訳ありません。2月16日の日経新聞キャリアアップ欄「指示、的確に伝わる論理的思考法」から。
・・・部下に的確な仕事をしてもらう、もう一つの留意点は「進行確認」だ。「7・3・1の法則」といい、「仕事の達成度が7割、3割、1割の時に進行状況を確認し擦り合わせることにしている」と平谷さん。特に気をつけるべきは「3」だ。
達成度3割の時点は、仕事を果たすための計画は立てられたが、実行される前の段階。7割はいったんその計画が実行された状態だ。
「7割の時点で上司に報告する人は多いが、それだとやり直しなどの負担が大きくなり、生産性も落ちる」(平谷氏)。進行度1割(仕事の内容を説明した段階)の時点で、3割の段階になったら報告するよう、またそれが部下にもメリットがあると伝えておくのがコツという。自分から報告してこない部下には自ら聞きに行き、それを嫌がられない関係を気づいておくのが望ましいという・・・
一部だけ紹介したので、原文をお読みください。
充実した土曜日
今日土曜日、午前中は秋葉原で、「THINK TOHOKU」の「ローカル・イノベーター・フォーラム」。アメリカの有識者らと一緒に、冒頭のパネルディスカッションに出ました。地域で起業する人たちと応援する人たちで、会場は400人くらいの人で満員でした。私は午前だけで退出しましたが、いただいた印刷物(これがまた内容が充実しています)で午後の各セッションを見ると、勉強になりました。彼ら彼女たちの行動力に驚くとともに、行政の限界を自覚しました。
午後は、北陸新幹線が富山へ。17時からの、河合常則・元参議院議員のパーティに出席。富山県総務部長の時に、県会議員だった先生にお世話になりました。当時お世話になった大勢の方々にお目にかかることができて、久しぶりにご挨拶ができました。先生の奥様にも。
そのあと、「魔笛の会」メンバーと意見交換。という名の飲み会。20年前、富山県庁時代に、室内楽のバンドを組んでいたのです。このページの上の「フルート中年」の似顔絵は、そのときのものです。当時係長だった若手が、部次長や課長になっています。私だって、39歳の部長から、61歳の事務次官になっているのですから。
新幹線が便利なのと、明日も仕事があるので、日帰りしました。