福島県郡山市にある屋内遊び場「ペップキッズこおりやま」が、開所以来4年で126万人が訪れたそうです(2015年12月24日、福島民友)。
この施設は、原発事故をきっかけに、外遊びできない子どもたちの遊び場として、2011年12月にできました。遊具だけでなく、お兄さんお姉さんの指導員もいます。このホームページでも、本宮市のスマイルキッズパークなども、何度か紹介しました。福島県内では、58か所(県のお金が入っているもの)+6か所(民間独自のもの)の施設が、つくられています(施設一覧)。
小さな子どもたちが、思いっきり遊べるところは、なかなかありません。また、誰かがついていないと、危ないです。これらの施設は、安全で、指導員もついています。お母さんお父さんも、安心できます。全国にも、広がってほしいですね。
建物を作っただけではダメで、その後の運用、特に指導員が重要です。子どもの遊び場という施設というより、サービスといった方が、正しいでしょう。これからの行政のあり方にも、参考になります。例えば、公営住宅も数は足りています。戸数を増やすことより、そこに入っている高齢者や貧困家庭をどのようにお世話するかが、課題です。すると、土木部より、厚生部の仕事になってきています。