年別アーカイブ:2015年

活躍する復興庁OB

2015年5月27日   岡本全勝

バターが不足しないように、緊急輸入するそうです。農林水産省の森課長が、記者会見しています(NHKニュース)。森課長も、復興庁の経験者です。企画総括担当参事官として、施策全体を取り仕切ってくれました。何人かのOB仲間が見て、「かっこよく写っていましたよ」との評価です。
昨年末に続き、2度目の記者会見です。前回は「バターが足りない」という発表でしたが、今回は「不足しないように輸入するので、安心してください」という内容です。しかし、「また足りないのか」と受け取った人もいたようです。マスコミの伝え方に、問題があるのですかね。

親米日本、その理由。3

2015年5月27日   岡本全勝

4月8日の読売新聞、吉見俊哉・東大教授の「米国の支え、揺らぐ時代」から。続きです。
・・・日本は戦後、米国の傘の下に入ることで利益を得てきた。一方、自分で自分の未来を決定するという能力を培うことを怠った。「ポスト冷戦期」は「米国の支える戦後日本」という前提が崩れ、日本が維持してきたものが揺らぐ時代でもある。「アジアの中心」という日本の近代以降の自画像についても修正を迫るものであるかもしれない。
日本は明治以来、2度の「右肩上がり」はうまくこなした。だが、右肩上がりが終わった後の25年間は、うまく対処できていない・・・
日本の現状を憂う方、日本の未来について意見のある方は、ぜひ原文をお読みください。違った視点から日本を見ることの意義、重要性がわかります。

親米日本、その理由。2

2015年5月26日   岡本全勝

4月8日の読売新聞、吉見俊哉・東大教授の「米国の支え、揺らぐ時代」から。続きです。
・・・私は、近現代の日本は、ほぼ25年ごとに変化するという仮説を持つ。明治維新(1868年)で近代化を始め、1895年の日清戦争を機にアジアに帝国主義的に拡張。1920年頃からは国家経営を誤り、軍国主義に走り、敗戦に至る。
戦後の45年からは復興と高度成長。70年頃からは安定成長と成熟。95年は阪神大震災とオウム真理教事件が起き、日本の長い「戦後」は終わり、経済は立ち行かなくなり始める。冷戦のタガが外れ、中韓は戦前・戦中の日本の行為を糾弾し始め、日本はたじろぐ。
日本は明治維新以後、右肩上がりの50年を経た次の25年で失敗した。敗戦からは右肩上がりの50年を経て、安定が損なわれている。95年から25年後にあたる2020年は東京五輪が再度開催され、当面はそれに向けてひた走るのだろう。五輪後の2020年代に日本は正念場を迎える・・・

会社が求めるのは大学の成績だけではない、2

2015年5月26日   岡本全勝

・・ほかに求めるものは? 問題解決に向けて「責任感と当事者意識を持って参加する気持ちだ」。そして他者のより良い考えを受け入れる謙虚さ。「最終目標は問題解決に向けてみんなで協力して何ができるか。自分なりの貢献をしたら、身を引くこと」と説明した。
他者が貢献する場をつくりだす謙虚さだけでなく、「知的な謙虚さでもある。謙虚さがないと、学ぶことはできない」。一流ビジネススクールの卒業生の多くが伸び悩んでいるという調査があるが、原因はここにある。「頭の良い成功者はめったに失敗を経験しない。だから失敗から学ぶすべを身につけていない」
「それどころか彼らは、原因の判断において根本的な間違いを犯す。良いことが起きれば自分は天才、悪いことが起きれば誰かが間抜け、財源を得られなかった、市場が動いた、と。わが社で最も成功している人たちは熱い主張を持っている。徹底的に議論し、自分の考えを信じてやまない。でも『ここに新しい事実がある』と言うと、『ああ、そうか、それなら状況は変わるね。君が正しいよ』と言うだろう」。一人の中にプライドの高い自分と低い自分を同居させる必要がある・・
どの組織でも、基本は変わりませんね。

地震、エレベーターの緊急停止

2015年5月25日   岡本全勝

今日午後、関東では、比較的大きな地震がありました。東京でも、震度4だったとのこと。その際に、初めてエレベーターの緊急停止を経験しました。復興庁の入っているビルで、地下の駐車場からエレベーターで6階に上っているときです。突然エレベーターが停止してドアが開き、「緊急停止します。降りてください」との放送がありました。「なんじゃいな」と思って降りたら、大きな揺れが来ました。けっこう長い時間揺れていました。最初の縦揺れは、感じませんでした。それでも緊急停止する。日立のエレベーターは優れものです。ふだん待っているときは「なかなか来ない」と悪口を言っていましたが、エレベーターに謝ります。